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企画参加作品

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no+eで開催されている様々な企画に参加した作品集です。        シロクマ文芸部(毎週)・旬俳句(季毎)・54字の宴
運営しているクリエイター

2023年7月の記事一覧

 第1回 54字の宴 お題「肝試し」

     櫟 茉莉花 さま 参加させていただきます。よろしくお願いいたします。

歩行者b
1年前
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緊迫のかけひき シロクマ文芸部御中

書く時間が必要だった。 バスに監禁されて4時間。外への要求に何らかのメッセージを込めたいが…

歩行者b
1年前
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「肝心かなめ」と「がんじがらめ」を混同している母と暮らせば #人生は人喜…

ハミングバードさんから、何やら依頼がやって参りました。 なにか突然、ドエライ苦渋に満ち溢…

歩行者b
1年前
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落日とともに シロクマ文芸部御中

食べる夜がやってくる。これはラマダーン月の夜の呼称とも言えるだろう。 日没と同時に街中で…

歩行者b
1年前
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街クジラのいるまち

街クジラがこの町のシンボルとなって久しい。町衆から起きたムーヴメントで誕生し、今や町中知…

歩行者b
1年前
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私の日。 #シロクマ文芸部

私の日。今日は私の日。そう決めていました。 毒にも薬にもならない女。私はよくそう言われま…

歩行者b
1年前
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消えた鍵の行方 シロクマ文芸部wantU

消えた鍵がどこに、というより誰がという点が重要だ。小机の誰もが認識できる状態から、誰かが持ち去らなければ消えたりはしない。 尤もな推論。常識を常識的に捉えた最も確かな論理だ。その常識に当て嵌めるなら、ここにはあの鍵を必要とする人間はいない。 あの鍵をここに持ち込んだ人物が回収したと考えるのが妥当だろう。しかし私たち三人が階下で食事をしている間に、誰がこの部屋に戻れただろう。 みんな疑心暗鬼で、堪らない緊張状態だが、この中に必ずあの部屋の鍵を必要とした人物がいるはずだ。女性客だ