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自己紹介2/バンド結成の理由ときっかけ

細々とギターを続けてきたわたしですが、オリジナル曲を作るようになり、それがバンドサウンドだったことからバンドを組みたい!と思うようになったという話はこちらの自己紹介の記事で書きました。

今日はもう少しなんで自分がバンドを組みたいと思ったのか、自分メモ的に掘り下げてみます。

1人での練習はサボりがち

当たり前だの前田すぎるけど、ギターを1人で練習することの良さは気ままにいつでもできるから。録音や録画をして見返して、コピー元の音源と比較してということができる日もあるけど、できない日も多くて気ままに弾く日が圧倒的多数。弾けるフレーズや曲を弾いて満足してしまう時の方が多いかもしれない。

もちろん技術向上にはそれではダメで、「究極の鍛錬」や「GRITやり抜く力」で書かれているようなことが必要。

①   しばしば教師の手を借り、実績向上のため特別に考案されている。
②その鍛錬は練習者の限界を超えているのだがはるかに超えているわけではない。
③   何度も繰り返すことができる。
④   結果に関し継続的にフィードバックを受けることができる。
⑤   チェスやビジネスのように純粋に知的な活動であるか、スポーツのように主に肉体的な活動であるかにかかわらず、精神的にはとてもつらい。しかも、
⑥   あまりおもしろくもない。

究極の鍛錬

というように辛くて面白くもなく、自分の実力よりも少し高めの練習に取り組む必要がある。それが一般人にはなかなか難しいよねって思っている。この自分の実力より少し高め、というのを自分で判断するのなんて、至難の技なのではないだろうか。
ということで正しいかは置いておいて、上記の何項目かが満たせそうなのは人と一緒に演奏することだと考えた。

レッスンはサボりがち

じゃあレッスン受ければいいじゃんというのが普通の考えだと思うが、わたしの特性上、本当にレッスンが続かない。何度も何度もトライしたけどお金を払っても続かない…情けないほどに。いくつか理由はあるのだが、主に2つ。

一つはお金を払った甘えが発生すること。お金を払っている以上練習をさほどしてこない人に対して(特に大人には)厳しくする先生はほとんどいない。そりゃ本気の人にならいう気になるけど、そうじゃないなら放っておこうって話かなと。普通はお金を払ってるんだから頑張らないと!ってなるみたいだけどわたしの場合はそうではないとわかった。

2つ目は楽しくてやっていたことが強制に変わった瞬間一気になる気がなくなること。これは練習の計画表なんかを立てた時も同じで、ルーティン・習慣化ということで計画は立てるんだけど、その義務感に興味がすこぶる薄れる。

ということでピンポイントレッスンならまだしも、普通のレッスンを受けようとすると2つの悪い癖が出るのでレッスンに頼るのをやめている。(究極の鍛錬的にはフィードバックが必要だけど、今の段階ではそこはメンバーからの指摘などでカバーしようと考えた)

バンドはサボらない??

バンドはわたしの特性踏まえて1番サボりにくい形態だなと思っている。バンドを続けたいというモチベーションが前提にはなるが、どうもわたしはここにいたいと思うところにいられなくなるかも…という危機感で動ける人間らしい。つまりこうだ。

「バンドにいたいけど、練習していかなかったら周りに迷惑をかけるし、何より仲間に失望されて、バンドという居場所を失うかもしれない!それはイヤ!」

バンドはみんな対等なので甘えも発生しづらいなと個人的に感じている。

チームプレーが好き


これは中高時代の影響な気がするが、わたしは1人スポーツの経験がない。団体競技は仲間と自分のプレーが全て連帯責任だし、それによって勝敗が決まる。ミスもナイスプレーも全部自分たちのもの、勝ちの喜びも負けの悔しさも全部自分たちのもの。

うまくいかなかった時のギスギスは世にも恐ろしいひどいものだけど、うまくいった時の感動はそれを超える。
(そう、初めてスタジオでドラムありでみんなで自分の曲を演奏した時は感動した…)

決定打はKing Gnu

King Gnuがここ数年好きなんだけど、あの4人の個々にちゃんと独立していながらも4人集まることでパワーを増しているチーム感がすごく好きだ。メンバー同士がお互いのことを好きそうなところも微笑ましい。

そんなKing Gnuのドームライブのチケットがあたり、ライブを見に行った。ライブを見たこと自体でバンド結成を固く心に誓った、というわけではないんだけど、ライブ中に井口がミスして、そこからミスした時の精神的な話をしたり、メンバー同士がMCでフォローしあってたりしてて。

その頃ちょうどバンドメンバーを探すために弾き語りでオープンマイクに出始めてたわたしにとって、ステージでパフォーマンスすることやその時の心持ちなど、おこがましいけど共感することも多くて、プロも同じなのかと思ったことは大きかった。

そしてライブの後に、家に帰ってメンバーのTwitterを見てたらいつぞやの忘年会の一場面が投稿されていて、あぁ仲間っていいな。羨ましいな。そう思ったのが決定打だった。わたしもこんな場を作りたい!と強く心に思った。(だいたいライブって、ライブ後に家で色々見返したり、思い返すことで、楽しかった思いがこみ上げてくるよね)

こういう経緯でそれまではちょこちょこバンドメンバーを探していたけど、本格的に絶対にバンド結成するぞ!という気持ちになったのだった。見返すとサボることばかり書いてあるが…まぁいいか。

どんな風にメンバーを集めたのか…そして今は…というあたりを次回書いていこうと思う。

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