坐骨神経痛について
春らしくなってきましたね
まだまだ肌寒い日があったりしますが、先月に比べ気候が大分に暖かくなり寒暖差も緩んできましたね。
それでも日によっては寒かったり暑かったりとまだまだ寒暖差によるストレスはかかってきそうですね。
坐骨神経痛
寒暖差があると坐骨神経痛という疾患に罹る方が増えてきます。
坐骨神経痛はなったことがある方は分かると思いますが、軽症の方はちょっとした違和感で済みますが、重症の方の場合は歩くのもツラいという方まで症状もさまざまです。
原因
一説によると冷えによって発症してしまうと言われてます。
それは冷えによって血管が収縮しますので、それらによって神経痛を発症してしまうと言われてます。
また姿勢を支える筋力が低下してしまったり、硬くなってしまったりして左右のバランスが悪くなってしまい、座っているときに当たっている骨、つまり坐骨が左右均等に設置面につかなくなってしまったりすると坐骨神経痛を発症しやすくなってしまいます。
支える筋肉
姿勢を支える筋肉にもさまざまな筋肉がありますが、特に代表的な筋肉のひとつが大腰筋です。大腰筋は背骨の腰の部分である腰椎の横に付着しており、大腿骨つまり太ももの内側の付け根のところに付着しております。
歩行のときの初動作でよく動く筋肉でもあり、立っている状態が一番弛緩しており、座っているときが一番緊張しております。
なので学生の方や座り仕事の方など座っている時間が長い方が硬くなりやすい筋肉です。
坐骨神経
坐骨神経は腰椎の下にある仙骨という骨から出ており、坐骨あたりにさまざまな神経と合流して親指ほどの太さになり足に向けて走行しています。
なので仙骨周囲の筋肉が緊張してしまったり、関節の噛み合わせが悪くなってしまったりすると親指ほどの太さの神経に触れたり、締めつけたりして坐骨神経痛の原因になってしまいます。
特に梨状筋という仙骨から大腿骨にかけて走行している筋肉は坐骨神経が貫いているのもあり、坐骨神経痛の原因となりやすい筋肉のひとつと言われます。
対処法
前述のとおり坐骨神経痛は冷えと運動不足、座りっぱなしなどの原因によるものが多いので、軽症の方に関してはウォーキングなどで股関節をよく動かすことがオススメです。
歩くのもツラい重症の方の場合はできる範囲で挿絵のようなストレッチをオススメします。
イスに座った状態で写真のようなポーズで上の足を固定してできる範囲でゆっくりと腰を前に屈めるように倒します。梨状筋のストレッチになりますのでよく伸ばしてくださいね。
坐骨神経痛の方は痛みが出やすいので、痛みが出る手前の範囲で行ってみてください。
ランジ
またランジと呼ばれるストレッチも有効ですので併せて行ってみてください。詳しくはYouTubeなどで「ランジ」で検索すると沢山出てきますので、やりやすいものを選んで行ってください。こちらは大腰筋にアプローチします。
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