家族の為にと思っていたけど、休むことを決意
ある日の朝目が覚め、会社に行ことした時
・シャワーを浴びて
・服を着て
・朝ご飯を食べる
私はこの3つの行動が整理できなくなり、起きれなくなった。
シャワーはどうやって浴びるんだ?
着る服(スーツ)はどれを着ればいいんだ?
食べる朝ごはんがないんじゃないか?
早く買いに行かなければ遅刻するんじゃないか?
起きた瞬間から緊張と不安で頭は覚醒しているが、体は動かない、という状態だった。15分ほど考えた結果、さすがに自分が疲れているんだと感じ午前中だけ休むことを決意。午前中に会議や急ぎの業務がないことを確認し、会社へ午前休の連絡をする。
上司は心配してくれたが、私は弱っている自分を見せることが嫌で
「大丈夫です!午後からはフルパワーでいきます!」
と答えた。
しかし、
「悪いけど心療内科予約したから今日は会社休んで」
という妻からのお願いで、急展開を迎える。言われた当初こそ全く受け入れる気はなく、皆忙しいのに自分だけ休めない、寝れば治るなど反発していたが、
・用意した晩御飯が手つかずのまま朝残っていることが多い
・ここ最近表情に覇気がなく、ボーッとする瞬間が増えた
・しばらく寝ている姿を見ていない
などの行動を指摘され、やっと冷静に最近の自分を振り返ることができた。確かに食事も睡眠も欲しておらず、頭の中では常に仕事のことを考えており、プライベートとの切り替えはできていなかった。
さらに帰宅後、スーツのままソファーに腰を下ろし、そのまま3時間ほどボーッとする日もあった。平均帰宅時間が23時だったでの、約3時間ボーッとしてからシャワーや食事、そして自分の時間を過ごすと睡眠時間はほとんどない。仕事の不安を紛らわそうと深夜の映画鑑賞や読書を繰り返し、2週間で約15時間ほどの睡眠時間だった。
そんな日常を医師に話すと、
うつ病とみて間違いないでしょう。しかも重度と言えます。
と診断され、入院を勧められた。まさか自分が、と驚きながらその日から休職へ。。
翌日まで変わった様子もなく、突如引き継ぎもなく休職に入ったので、周りへの影響は計り知れなかった。当時は直近の案件を5つほど担当していたのに。
休職生活については次回。ありがとうございました。