旅行
人生で二回目の海外に行ってきた。
コロナ前に一度行った旅行に楽しさを覚え、もう一度どこかに行きたいと思っていた。
双極性障害になってからは海外に行く気力もお金無く、今回行けたのは人生が少し改善してきている兆しでもあるのかもしれない。
タイ〜カンボジア〜ベトナムへの旅行だった。
ほんとは全て陸路で越境したかった。
だけどタイ〜カンボジアでの移動が思ってたよりしんどくてベトナムへは飛行機にした。
あと憧れてた陸路の国境越えが思ったより感動しない。
過度な期待のせいもあるのかもしれない。
僕はただのボーダーに何を持っていたんだろうか?
ただカンボジアは良かった。
雨季で溜まった小さな池とも呼べるような水溜りで泳ぐ子供達。
トゥクトゥクに乗ったすれ違う僕に手を降ってくれたり微笑んでくれたりする人達。
こんな光景を日本で見れますか?
ベトナムとタイは都市部にいたので、大阪とかと変わらん。
旅行ってのは田舎とか何もないとこがいいのかもしれない。
僕には学がないので歴史的な建造物とか見ても何も思わないし、スーパーマーケット巡りが似合ってた。
ベトナムではサイゴン中央郵便局でポストカードを買って送ってみた。
小学校の同級生で不思議な縁で最近手紙をやりとりしていたからちょうど良かった。
ちゃんと届いたのか不安だが…。
自分用にも送っておけば、ちゃんと届いたのか分かったのにと後悔。
今回の旅行でもう海外欲は薄れた。
もし旅行するとしたら僕が死のうと思っている30歳のとき。
あと4年後だ。