きどかつや出演映画上映会@昼スナ

フィッシュ明子

2024年4月29日 07:15

福岡市の『NPO法人ホームレス支援福岡おにぎりの会』の事務局員として活動を行っている木戸勝也さん（昼スナマスター3号）の1日を密着取材したドキュメンタリー作品の上映会を、４月27日(土)に実施しました。。

かつてないほどの大入り満席でした。多様なバックグラウンドの皆さんが、かっちゃんに会いに、推しに来ている。さすがの社会関係資本の厚さ、彼のこれまでの生き方があらわれていると感じます。　ㅤ

イベントはzoomとのハイブリッドで実施しました。

冒頭にプロデューサーである渭東さんのご案内、そして映画上映の後はかっちゃんと、もとホームレス当事者の中村さんとの対談。

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中村さんの言葉は、圧倒的にパワフルで詩的です。

仕事を失い、誰にも相談ができずにホームレスになっていくときの焦りと絶望。

段々と心のエネルギーが失われて行って、抜け出せなくなっていく、路上での暴力、怖れにコントロールされていくさま。

心が穴だらけになって、かっちゃんのような支援者、どんな人からの言葉も、こぼれ落ちてしまうこと。

がんを得たおかげで「生きたい」という願いが、恥をこえて差し出された手を握らせてくれた、

４年間いた路上をぬけだせたこと。

「生活保護」というシステムのリアルと認知の変化。

でもいつ、また路上に戻ってしまうのではないかという恐怖は、いまもまだ常にあること。

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かっちゃんの感覚では、回復には路上にいた時間の3倍かかるといいます。

中村さんは2月から、昼スナでボーイとして働いてくださっているのですが、カウンターでお酒をつくっている姿をみてかっちゃんは「奇跡」だと、泣きそうになると言います。

昼スナにとっても、私にとっても、中村さんはもはや欠かせない方です。

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参加者の皆さんからもたくさん感想や質問をいただきました。お二人の言葉を通じてさまざまなものを受け取られていました。

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かっちゃんいわく、今後オンライン上映会の可能性も検討しているとのこと。

そして一緒に「フリーランス社会福祉士」の働き方の勉強会を立ち上げることになりました。

こうやって動きながら一緒に生み出していけるのが、昼スナの楽しみ方、使われ方だとわくわくしています。

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さて、明日29日は営業時間前の12:00～、紅茶インストラクターの中野さんのティースナ。紅茶の入れ方をレクチャーしていただきながら、おいしいお菓子とともにアフタヌーンティーを楽しみます。満席になりましたが、中野さんのご厚意でもう少し増えてもよいとのことで、お早めにコメント欄のイベントページからお申込みくださいませ。

また、５月11日(土)に特別ゲストが来てくださることになりました。吃音の若者が接客体験する「注文に時間がかかるカフェ」で活躍してくれた、コミュニティソーシャルワーカーを目指す大学生の村石さんと、吃音セルフヘルプグループ福岡言友会のメンバーの皆さまです。新しい出会いを楽しみにしております♥️

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【営業予定】14:00～18:00

■4月29日（月祝）12:00〜ティースナ　アフタヌーンティーパーティ

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■5月5日（日）14:30～16:30　妹尾武治おはなし会

■5月10日（金）

■5月11日（土）ゲスト:吃音セルフヘルプグループ福岡言友会のメンバー

■5月21日（火）

■5月26日（日）14:00～占スナ

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■6月9日（日）14:30～16:30　妹尾武治おはなし会