心から子供が「やってみたい」と思うこと
「テストの点数が悪かったらゲーム禁止ね!」
この言葉に何度恐怖を感じたことでしょう。。。
こんにちは。チーム “Afro Lab” の「でぽ」です。
今回は「子供のやる気」についてのお話です。
僕自身もそうですが、「やる気を出す」って難しいですよね。
「うちの子がぜんぜん宿題をやらなくて、、、」
「ピアノを習い始めたのに練習をやりたがらなくて、、、」
そんなママ、パパの悩みをよく目にします。
やる気を出す事(=動機付け)について調べてみると、
・内発的動機付け
・外発的動機付け
の2種類あるようです。
内発的動機付けとは、、、
対象そのものに興味がある,あるいは対象そのものが楽しいからやるといった動機付け
外発的動機付けとは、、、
催促や圧力,報酬などの外的要因があるからやるといった動機付け
まとめると、
人が自発的に、自分が選んで何かを行うことが内発的動機であり、
他人や周囲の環境に影響されて何かを行うことが外発的動機という事ですね。
僕自身、子供の頃を思い返すと、
がっつり外発的動機付けをされていました。
・テストで◯位になると何かが買って貰える(モンハンが欲しかった!!)
・順位が悪いとゲーム禁止になる(隠れてやっていた悪い子でした笑)
という感じの、きっと割と一般的な手法だと思います。
(今思うと親には感謝しかありませんが、今日は少し辛口で書かせてもらいます笑)
確かに、やる気が出て勉強は頑張りましたが、、、
勉強に対する価値観が
「嫌な物」
「つまらない物」
「将来役に立つ”らしい”」
「自分のためになる”らしい”」
と言う形で形成されていました。
そんな僕も、10代後半になってやっと、
自分の興味がある事に対して主体的に「知りたい」と
自主性を持って学べる状態になってきました。
僕はパソコンやプログラミングが大好きなので、
IT関係の事については進んで情報収集して、
本を買って勉強して、
自分でアプリを作ってみて、、、
と、やる気が溢れて困っちゃうくらいです笑
これこそがまさに、内発的動機付けですよね!!
やはり、主体的にやりたいと思えている状況(=内発的動機付け)では、
本人の心理的な楽しさはもちろん、
集中力や熱量も倍増され効率も上がると思います。
ここまでは僕の経験談でしたが、
動機付けについて、僕が感じていることは大学の研究でも次のように報告されています。
やはり、内発的な動機付けはその後の成長にも大きな影響を与えるようですね。
最近話題の「非認知能力」へも良い影響があるようです。
これらの事を、”子育て”に当てはめてみると、
こんな事が言えるのではないでしょうか。
これって素晴らしい流れですよね。
現在外的動機付けが一般的となっている原因は、
・そもそも知らない
・具体的な方法が分からない
・周囲の大人に余裕がない
などなど、たくさんあると思いますが、
ひとつひとつ解決していけると良いですね。
自分が子供の頃自主的にやりたいと思えた事やきっかけなど、
コメントいただけると嬉しいです。
ではまた。
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