本を所有するか問題。(ストック/フロー)
衣食住はやっぱり人生の基本だと思う。
住環境を整えるために、今日BOOKOFFに来てもらって(出張買取)、沢山の本を手放した。数えていないけれど、多分300冊ぐらい。
・・・とてもさみしいけれど、すっきりした。
手放す本と残す本を選定しながら、部屋にあふれる本をどう整理するかを考えた。
結論は、『本をストックとフローに分ける』ということ。
私の部屋作りのゴール
まずは何事もゴールやこだわりを整理するところから・・・
私の部屋作りのゴールは・・・
・大好きなものに囲まれて暮らせる部屋。
・睡眠、衣食、リラックス、娯楽、家で行う全ての活動(読書や思考、noteまとめなど)を質高く行える部屋(すぐにやりたいことに取り掛かれて、質高い状態で行い続けられる部屋)。
・震災などがあっても出来るだけ身の安全が確保できる部屋。
・必要なものが必要なときにすぐに取り出せる部屋。
ストックとフロー
このゴールを達成するための部屋作りのために、ストックとフローの観点から、部屋作りを考察したい。
・フロー : 使って消耗したら、新しいものに交換・補充するもの。
・ストック : 基本的にずっと手元に置き続けるもの。
フローのものは、使った分だけ新しく仕入れることになる。ストックのものは無くならないので、基本的にはずっと家の中にあることになる。
フローの代表格は食品や、洗剤・ウェットティッシュ等の日用品。ストックの代表格は家具家電。あと、食器やカバンなど。
フローにも、食品のように一週間単位などの短期サイクルですぐ入れ替えるものと、衣服のように、数年単位などのある程度の長期サイクルで入れ替えるものとがある。
フローのつもりで仕入れても、使わなければ溜まっていく(使わなかった化粧水とか、飲まずにおいているお酒とか)。ストックのものは、使っても無くならないので、基本的には買ったら買った分だけ部屋にモノが増えていく(今は使っていないスピーカーとか、読まずに積み重なっている本とか)。
本
さて今日の本題。今日手放した本たちは、ストックなのかフローなのか?
当然、本は読んでも無くなることはない。だから、今まではストックとして扱ってきた。買ったら買った分だけ、どんどん増えていく本たち。
大好きな本なので、手放す必要はないと思って生きてきた。
でも、明らかに部屋に本があふれている惨状。自分で整えて整理できていない本たち。読んでみたら私の『好き』とは合っていなかった本。昔は好きだったけど、今の好きではなくなっている本。
そういう本を持っていることは、私の部屋作りのゴールと合致しない。
もっと広い部屋に住めば持っておける本の数は増えるが、『狭い部屋でも美しくすっきりと暮らすことが出来る』という別のゴールと合致しない。
BOOKOFFに売る本を選定しながら、考えた結論。
本をストックとフローに分けよう。
全部の本をストックする必要はない。
必要な情報や考え方を吸収したり、娯楽の役割を果たしてくれたりして、もう役割を終えた本は、フローとして手放そう。
私の考えの根本になっていたり、考え方として何度でも読み直したい本は、ストックとして手元に置いておく。ストックとして置いておいた本も、他にもっとストックしておきたい本が出てきて私が扱いきれる限界量を超えたなら手放したっていい。
フローとして、使い捨てのように本を扱うこと自体にすごく抵抗があったけれど、本も手放したっていい。
ここまで書いてきて、改めて自分がいかに『本を捨てること』に抵抗感があったかを痛感。
新刊については、これからは図書館や蔦屋書店なども活用して、『出来るだけストックとなるような本を買うこと』を重視したい。
また、今回確保できたスペースをもとに、フローとなる可能性が高いが、今の仕事に必要な、最新動向を知るために必要なフローとなる書籍や新聞の購読量を増やす。
学び考え続けることが、生き続けるということ。
学び考え続けることで、『世の中に何かしらの貢献をすること』『いいご縁を築くこと』『自分のできることをもっと増やすこと』が出来るんだと思う。
『本・人・旅』が学びの源。
本と向き合うことは、大げさではなく、かなり生きることの本質に近いと思う。
さて、本を読まない大学生が増えているそうだ。別に本からじゃなくても学べるから、あえて他から学ぶのだったらいいけれど、本からの学びの威力を知らないのであれば、もったいない話。何か私に出来ることはないか、考えよう。
とりとめもなくなってきたけど、本好きが、大量の蔵書と向き合った一日。本当にすっきりした。