【SE向け】Aerospikeを無料で使ってみる方法を日本法人の技術責任者が解説しています
Aerospikeはオープンソースのため、システムエンジニアが本気を出せば無料で使うことができます。
Aerospike日本法人の技術責任者が書いた「Aerospikeを使ってみる方法」を、ITプロフェッショナル人材向けに掲載します。
ビジネス=貢献を、止めない。Aerospike。
Aerospike(エアロスパイク)マーケティングチーム、note担当の日野です。
BOXILやIT reviewなどの相互比較サイトで「サーバー コストダウン」「No SQLデータベース」をお探しのご担当者さま。
BtoB相互比較サイト各社で、Aerospikeの資料請求も手軽にできるようになりました!
上記 IT reviewのほかにも、BOXILやイプロスものづくり、ITトレンドでも資料請求が可能になっています!
これを機会に、相見積もりを気軽にとってみてはいかがでしょうか?ぜひ他社製品とも比べて検討してみていただけると幸いです!ちなみにnote掲載事例からもわかりますが、大企業ほど効果が大きいのが当社製品Aerospikeの特徴となっています。
6/7(水)16:00〜東京都四谷で開催本決まりのセミナーも、参加者企業様の枠がまだ残っております!世界の最新DXを実現してきたAerospikeの技術情報を直接きいてみたいプロフェッショナルの方、ぜひご応募ください!
さて。
Aerospikeはオープンソースのため、熟練の技術者が本気を出せば無料で使うことができます。
トータルシステムコスト(TCO)80%削減や1億人超のユーザーにライブ配信が可能になったAerospikeを、スキルある人がものすごくがんばれば無料で使うことが可能なんです。
そのAerospikeの使い方を、なんと日本法人の技術責任者がQiitaで公開中!転載しておひろめします。
無料で気軽に使ってみたい方やLinuxユーザーのSEさんはぜひ参考にしてみてください!
ちなみに、日野が読んだ感想はこちら。
「ふつうにAerospikeに導入依頼したほうがコスパいいのでは。これ理解して対処するのあきらかに上位層では。」
引用元はこちら!
Aerospikeを使ってみる:Windows11環境のDockerを使って起動
はじめに
Aerospikeを使ってみたいと思ったとき、通常はLinuxサーバかEC2のインスタンスなどのLinuxの環境が必要になります。
でももっと簡単に使ってみたい時は、WindowsやMacでAerospikeを動作させることができます。
今回は、WindowsでEnterprise EditionとCommunity Editionを動作させる方法を説明します。
環境構築
WSL 2 (Ubuntu)のインストール
今回はDockerでAerospikeを動作させます。
Docker環境はWindowsにDocker Desktopをインストールすることもできますが、ここではWindows上にLinux環境を作成するWSLを使用します。
以下を参考に手順を記載します。
https://learn.microsoft.com/ja-jp/windows/wsl/install
管理者モードでPowerShellを開きます。
以下のコマンドを実行します。
wsl --install
Windowsを再起動します。Ubuntuの画面が表示され、ユーザ名とパスワードの入力を求められるので入力します。
Ubuntu環境の設定
以下を参考に手順を記載します。
https://docs.docker.com/engine/install/ubuntu/
Ubuntuを起動し、パッケージのアップデートと必要なパッケージのインストールを行います。
sudo apt-get update sudo apt-get install ca-certificates curl gnupg sb-release
GPGキーの追加と設定を実施します。
sudo mkdir -p /etc/apt/keyrings curl -fsSL https://download.docker.com/linux/ubuntu/gpg | sudo gpg --dearmor -o /etc/apt/keyrings/docker.gpg echo \ "deb [arch=$(dpkg --print-architecture) signed-by=/etc/apt/keyrings/docker.gpg] https://download.docker.com/linux/ubuntu \ $(lsb_release -cs) stable" | sudo tee /etc/apt/sources.list.d/docker.list > /dev/null
dockerのインストール
パッケージの更新とDockerのパッケージのインストールを行います。
sudo apt-get update sudo apt-get install docker-ce docker-ce-cli containerd.io docker-compose-plugin
Dockerサービスの開始と動作確認を行います。
sudo service docker start sudo docker run hello-world
Docker Composerをインストールします。(今回は不要ですが、今後のためにインストールしておきます。)
sudo apt install docker-compose
以上で、準備は完了です。
Aerospikeの実行
次にAerospikeを上記のインストールしたDockerで実行します。
実行は、Community Edition、Enterprise Editionについて記載します。
また、Aerospike社と契約しFeatures Keyをお持ちの場合についても記載します。
Docker Hubの確認
Aerospikeのイメージを、以下のDocker Hubで確認してください。
https://hub.docker.com/_/aerospike
2022年12月27日の時点の最新版は、両Editionとも6.1.0.3ですので、以下は6.1.0.3として記載します。
Aerospikeの起動
Community Editionを起動する場合は、以下の通りです。(nameは適宜変更してください。)
sudo docker run -d --name aerospike_ce -p 3000-3002:3000-3002 aerospike:ce-6.1.0.3
Enterprise Editionを起動する場合は、以下の通りです。 (nameは適宜変更してください。)
sudo docker run -d --name aerospike_ee -p 3000-3002:3000-3002 aerospike:ee-6.1.0.3
お持ちのFeature-Keyを指定してEnterprise Editionを起動する場合は、以下の通りです。 (nameは適宜変更してください。)
sudo docker run -d -v [DIR]:/opt/aerospike/etc/ -e "FEATURE_KEY_FILE=/opt/aerospike/etc/features.conf" --name aerospike_ee -p 3000-3002:3000-3002 aerospike:ee-6.1.0.3
補足
Community EditionおよびFeature Keyをお持ちの場合は、複数ノードでご利用いただけます。
Dockerでの複数ノード構成は、ご利用方法によって最適な方法が違ってきますので、いくつかのパターンについて、今後、投稿します。
最後に
上記では、Windows11上のWSLでの実行を説明しましたが、Windows11上のDocker DesktopやMacのDockerでも同様にAerospikeを実行することができます。
まずは、お気軽にAerospikeを使ってみてください。
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次回、わかりやすくおもしろいnoteに戻ります。世界の心躍るAerospike導入事例「デリバリーして配車してオンライン決済も…いやできるけどサーバーとシステムのコスト大丈夫ですよね?!Grab様事例」お楽しみに!