GALNERYUS - "ANGEL OF SALVATION" (LIVE)

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ボーカリスト分析② #小野正利
🎼ANGEL OF SALVATION


僕が日本で1番尊敬するボーカリスト。
PopsからMetalまで幅広く歌いこなします。えぐい笑
この人の特徴はなんといっても
突き抜けるハイトーンボイスと
共鳴を駆使したパワフルな声量です。
Galneryusの名曲、Angel Of Salvationに
小野さんの声の魅力の全てが詰まってます。
とても50近いおじさんの声とは思えないですね。


そしてこのおじさん、なんと、、、
ボイストレーナーでもあるんです!
ボーカルスクールBeseの主任講師として
最近、メタル専門コースを開講するなど
ステージ以外でも大活躍しています!


ご存知の方もご存知でない方も
いらっしゃると思いますが、
世の中にはボイストレーナー
という職業が存在します。
その名の通り、歌うことを人に
教えることで収入を得ている職業です。


このボイストレーナーという仕事
かなり難しい仕事だと思っています。
なぜなら、
歌うという行為を人に教える事は
とても難しい事だからです。
なぜなら、ギターやベース、ドラムとは違い
楽器として「目に見えない部分が多い」
これに限ります、その分、
感覚的要素を言葉にして説明するのが難しく
説明できたとしても個体差があるので
その人に当てはまるかどうかは分かりません。


声帯は、音が気に入らない、壊れた、といって
他の楽器のように買い替えはできません。
また、精神状態は声に大きな影響及ぼします。
自分の声にコンプレックスを持つこと、
ピッチやリズムへの心配、緊張は
自身をそぎ落とし、不安を煽ります。
これでは息も詰まり、呼吸も乱れ
ベストな練習、パフォーマンスができません。


良いボイストレーナーは
①生徒の声
(得意な音域、響き、声のタイプなど)を
客観的に理解することができる
②その生徒にあった練習、歌い方を提案できる
③常に生徒の声の1番の味方である
これらができる人だと僕は思います
(素人が生意気なこと言ってすみません笑)


小野さんのレッスンを受けた事は
一度もないのでわからないですが
彼は日本のメタルシーンの最前線で活躍し
ライブの現場を知っている人なので
ボイストレーナー単体でやっている人とは
別の視点で教えてくれそうです。
実際にステージに立つ人から指導を受けられる事は
すごく価値があるのではないでしょうか!


小野さんは
「限界を超えるハイ・トーンが出せる本」
(2012年5月発刊)という教本を出しています。
理論説明は少ないですが、
実践練習のパターンが豊富に載ってます。
(60種類くらいかな?)
僕はこの本で小野さん、Galneryusに出逢いました。
この本を買った当時、高校1年生の頃は
タイトルの「限界を超えるハイトーン」
のが出せるようになることを信じて
家に引きこもって練習に明け暮れていました笑


小野さんは軟口蓋を引き上げ
口腔共鳴をゴリ推しする人ですが
(教本の内容から察しました)
綺麗な歌い方や高音域発声を目指さない人には
小野さんの教本は向かないと思います。
ハイトーン目指す人は必読書ですよ!


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