夏休みのやり残し
夏休み最終日の午後3時に、やり残しを見つけた我が子。
突然、「川で泳ぎたい!」と言い出します。
「もう遅いからダメ!」と言うか、「行こう!」と言うか・・・。
少しだけ葛藤しましたが、子供達の「やりたい!」を叶えるため、大急ぎで準備して長良川へ出発!
挑戦
そこは、水が少なかった日に泳いで渡った場所。
子供たちは泳いで渡るとやる気満々。
しかし、今日は流れが早くて私一人で5歳と7歳を引っ張って対岸まで泳ぎ切ることは不可能。私自身が泳ぎ切るのが精一杯の水量です。
挑戦には必ず楽しいことが待っている。
だから、挑戦する前に「ダメ!」「無理!」なんて大人の経験を押し付ける訳にはいかない。
そして子供たちは、対岸まで泳ぎ切るためにできる限り上流まで歩いてから出発する作戦にでます。
できる限り進んだその場所は、河原も無くなり深くなっていて流れも早い。
子供たちの身長と体力では、まともに歩くことも出来ないし、転ぶと下流に流されてしまいます。
7歳の娘はここが限界だと判断し、3人で流れる水に向かって出発!
川の中央に近づくと水の流れはどんどん早くなる。
対岸まで到達できないことを知った娘は、流され遊びを楽しむことに変更。
お姉ちゃんが楽しみ出した瞬間に5歳の弟も私の手を離して泳ぎはじめます。
挑戦の結果手にしたのもは、川の流れの限界、コース設定、楽しみ方を瞬時に切り替える心意気、次回への挑戦心、もっと大きく強くなりたい気持ちなどだと思います。
魚と友達に
続いて遊びはじめたのは、川の流れの本流から外れた場所での魚探し。
水の中を歩いて後ろを振り返ると、苔などを巻き上げて濁ります。
その中に小魚たちが集まってきます。
大好物が混ざっているのか、濁って天敵から隠れられるのか・・。
理由は分かりませんが、子供達は「魚さんがついてくる!」と大興奮。
ず〜っと小魚たちを引き連れて散歩を楽しみます。
太陽が傾き気温が下がり寒くなってきたら、仲良くなった魚さんたちに大きな声でバイバ〜イ!
飛び出そう!
やり残しを思いつき、挑戦し、友達を作り、大興奮した夏休みの最終日。
再び挑戦心やワクワク感を覚えたら、すぐに飛び出そうね!
そして大きくなったら、自分の力で飛び出そう!
アウトドアレジャーで笑顔を提供し続けて35年。
株式会社エアロクルーズ
代表取締役 小林豊治