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子供の体験格差 体験機会は近所にたくさんある!

体験格差という言葉を聞くたびに思うことがある。
子供の体験機会とは、好奇心を膨らませて「不思議」や「面白い」に触れて、最終的に笑顔を手にすることだ。
決してディズニーランドやUSJに行くことではない。

体験機会は近所にたくさんある

体験とは、行ってみたい! やってみたい! という好奇心や探究心を膨らませて行動することから始まる。

子供達が、「自転車に乗って〇〇へ行きたい!」と言い出したら、
「よし、行ってみよう!」と返事をする。
これで体験はバッチリです。

自転車で1時間以上走って川に行く。山で遊ぶ。大きな公園。
意味不明かもしれないが、サイクリングコースや、行政サービスの貸し自転車のある公園まで自転車で行くこともある。
子供達が幼稚園児だった頃、ライフジャケットを着て自転車に乗り、川で泳いで疲れ果て、気力で家まで帰ってきたこともありました。

私は、子供の興味に対して自力で行動させることが多い。
思い立ったらすぐに行動できる子は、自ら行動範囲を広げ、その中から大人では想像もできないような大きな体験をたくさん見つけ出す。
体験機会なんてものは、近所にたくさん転がってるんです。

ちなみに、このような遊び方の場合、おにぎりとお茶を持って出発するだけなので、収入による体験格差は限りなく少ないだろう。


遊びのレベルを高めよう

とはいえ、近年の若い両親は遊びを知らない。
どういうことかというと、テーマパークやイベントなど、企画された遊びばかりを多く経験してきた方が増えているからだ。
なぜなら、興味や好奇心を抱かせる前振りから始まり、コントロールされた体験内容に加え、楽しさと達成感、最終的な喜びまで企画されており、手のひらの上で転がされている状態。
これらは、映画館の中にいるのと同じであることを認識するべきだ。

だから、自分で遊ぶ〜何もないところから喜びを見出す経験が少ない。
体験機会は近所にたくさん転がっていますから、探検・冒険と称して出かけてみてください。
それだけで子供の素晴らしい体験機会となりますし、親子で探検するワクワク感は子供の心を成長させることは間違いありません。


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子供の心が育つ本気の遊びと、大人への学びを講座・講演などで提供。
そして遊びの実技。アウトドアレジャーの企画運営も行います。

子供の心は「あそび」を通じて劇的に成長する。
そのための大きな秘訣をご両親に学んで頂くことで、子供の心は一気に成長します。

不登校、発達障害・・・子供の笑顔で悩む方。
鼻血が出るほどの喜びを子供に伝えたい方。
子供に心からの笑顔を届けていきましょう!

アウトドアレジャーで笑顔を提供し続けて36年。
株式会社エアロクルーズ
代表取締役 小林豊治

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