不登校が吹っ切れたとき
私は元不登校。
今はおっさんなので昔の話ですが、悩んでいる方の参考になれば幸いです。
本気の遊び
私は小学校3年生から中学2年まで不登校でした。
母は時折泣いていたことを覚えています。
そんな私を見かねた父が、中2の夏にゴムボートの激流下り、ラフティングに連れて行ってくれました。
3日間のキャンプツアーで生まれて初めて川を下り、焚き火をし、星空を見ながらのキャンプ・・・。
楽しくて楽しくて大興奮です。
それをきっかけに、私は本気で笑うこと、本気で楽しむことを思い出し、一気に元気になります。
不登校なんてちっぽけで、どうでも良いことだと吹っ切れた。
しかし、9月から学校に行く勇気はなく、毎日通ったのは中3になってから。
両親の本気の笑顔があった
当時は、自分自身が本気で楽しんで元気が出たと思っていた。
今思えば、そこにはもう一つの大きな笑顔があったことがわかる。
それは両親の笑顔だ。
満面の笑みと心配そうな表情で見送る母。
不慣れな船を漕ぎ、クタクタになりながらも瀬(激流)に挑戦していく父。
父の隣で一生懸命船を漕いで瀬を乗り越えて、共に味わう達成感!
父は自然の中で私と一緒に本気で遊んでくれた。
私が元気になったのは父が本気で笑ってくれたおかげです。
不登校が吹っ切れたのは、両親だった
あのとき、私の本気の笑顔を見た両親はこんな言葉をくれました。
「自分が好きなことを探し、本気で楽しめば良い」
セリフは覚えていないが、意味はこんな感じです。
両親の気持ちがわかる年齢になった今だからわかることは、そのとき、両親の心も吹っ切れたのだと思う。
その瞬間?から、両親の優しさを強く感じるようになり、自分自身も不登校などどうでもよい小さなことだと思うようになり、みるみる元気になっていきます。
そして、中学3年生はたぶん皆勤。風邪ひいて休んだかもしれないが、もう忘れました。
親としての正解は
不登校が吹っ切れる正解は・・・
子供を不安や憂いで包んではいけない。
両親こそが、笑顔と未来へのワクワク感でいっぱいにすること。
子供の未来、子供の道は、子供自信がワクワクしながら作っていくものだ。
両親が笑っていれば、自分の道を歩くことができる。
この正解は、遠い昔の私にとっての正解です。
万人共通と言うつもりはない。
しかし、笑顔と未来へのワクワク感でいっぱいにすることは、誰にでも共通するのではないかと思います。
現在、子供の不登校で悩んでいるご両親の参考になれば幸いです。
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子供の心が育つ本気の遊びと、大人への学びを講座・講演などで提供。
そして遊びの実技。アウトドアレジャーの企画運営も行います。
子供の心は「あそび」を通じて劇的に成長する。
そのための大きな秘訣をご両親に学んで頂くことで、子供の心の成長は一気に加速します。
不登校、発達障害・・・子供の笑顔で悩む方。
鼻血が出るほどの喜びを子供に伝えたい方。
子供に心からの笑顔を届けていきましょう!
アウトドアレジャーで笑顔を提供し続けて36年。
株式会社エアロクルーズ
代表取締役 小林豊治