健康、長生き、美しく。次の課題は「生きがい」?!
18年6月号
健康、長生き、美しく。
次の課題は「生きがい」?!
高機能を重視したアンチエイジング化粧品市場は、昨年から4.4%増加して7,080億円(富士経済2017年予測)に拡大した。その内スキンケアは5,244億円(昨年比5.5%増)と、毎年5%前後の拡大を続けている。2015年に話題となった「プリオール」(資生堂)、「エファージュ」(サントリーウエルネス)といった50歳向け、60歳向けの年代訴求の化粧品もいまや完全に定着し一市場を築いている。加えて、昨年の「リンクルショット」 (ポラ)、「エリクシールリンクルクリーム」(資生堂)といった抗シワ化粧品も登場し、市場は一気に活気づいた。一方、「家計調査」を見ると、スポーツ施設使用やサプリメント購入といった健康投資が50代から年齢を重ねるほど多くなっていく。「レジャー白書2017」の、余暇活動の潜在需要(希望率-参加率)からは、あらゆる年代で健康や美容分野のニーズが強いことが分かる。長寿の時代、美と健康は大きなビジネステーマだ。
Diet&Beauty6月号
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