ゲームバランスを自ら調整する技術

気が向いたので『Moonlighter』という前から気になっていたローグライクのゲームを遊んでいるが中々楽しい。
ここ二年ほど、MMORPGとFPSしかやってこなかったので、単純にコンシューマーゲームをプレイするのが久々なせいもあるだろうが。

最初は難易度をハードで遊んでいたのだが、自動生成ダンジョンを探索するアクションRPG型のローグライクだったので途中から難易度をベリーハードに変えた。途中まで遊んでいる感じは正解っぽい。
ある程度アクションゲームに心得があると、ゲーム内の強化要素などをあまり使うことなくクリアしてしまう恐れがある。この辺りのバランス調整が上手くいくと気持ちがいい。

結局のところ、プレイヤーのレベルより少し難しいくらいの難易度でゲームを遊ぶのが一番心地よい体験になるはずなので、難易度調整のための変数(お助けキャラや強力な武器、スキル等)は多いに越したことはないんだろう
昔は、そういった要素はゲームに不慣れな人のためだろうと思い込んで毛嫌いしていたが、世の中には「ノーマルは歯ごたえがないが、ハードは厳しすぎる」という層もいるはずで、そういう人たちには「初心者救済要素+ハード」が一番良いゲーム体験になることもあるはずなので、役に立つこともあるんだろう。

上記はゲーム側のバランス調整の話だが、システム的に難易度の調整がない場合は自らのバランス感覚で程よい難易度に調整することがある。
ポケモンのストーリー攻略なんかが良い例だろう。積み技を禁止したり、不要なレベル上げを避けるプレイヤーも多いはずだ。

面白いもので長年ゲームで遊んでると、この辺りのバランス感覚もうまくなってくるから面白い。
ゲームを面白く遊ぶのも技術の一つなのかもしれない。


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