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ドイツ人の食事感に驚いた経験

私は現在ライターを仕事としており、歴史系の記事のお手伝いもさせてもらっていますが、国政結婚を目指してがむしゃらに勉強した私が知りえた一つのことが「日本人とは考え方が全く違う」ということでした。

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食事一つに対しても日本人と全く考え方が違い、全人類があたりまえに行う「食事」に対しても感じ方が全く違いものであり私が認識していた「歴史観」も私の目線からではなく、ドイツ人の目線から見ないといけないと感じることも多くありました。

そんな食事に対する思い出は一つ。私は常々「毎日こんなにお芋の加工品と肉ばかり食べていて飽きないのかな…」と思っていました。芋がゆでたり、焼いたり、パンに変えてみたり形を変えて3食出てくるのにげんなりしていたものです。

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しかし私が見る限り、彼らは「食に対してあまり興味がない」という風に見えました。おなかを太らせるのが一番であり、食べ物をもっとおいしく食べようといったようなことに力を注いでない印象を受けたものです。

そんなある時、日本に来ていた留学生が、「日本ってどうして毎日違う食べ物が出てくるんだ?疲れるんだけど…」と言っていたのを聞いて目が鱗でした。私は「毎日おんなじ物を食べて飽きないのかな…」でしたが、留学生にとっては「毎日違うものが出てきて疲れる…」だったのです。

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食べ物一つでも考え方は違うものであり、自分の認識が一つ増えた瞬間となりました。

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