マスク時代のオカリナ健康法
みんながマスクをするようになって2年になります。
日本人はマスクに抵抗感がない人が多いのは周知のとおり。諸外国にくらべて感染者が圧倒的に少ない一因にあげられますが、私はマスクが苦手です。
電車やお店などいわゆる「密」な場所でないかぎり、外出時はマスクをはずして歩きます。夏場はとくに息苦しく、口の周辺がムズムズして、ストレスが溜まりました。
コロナ禍で改めて気づかされた「呼吸」の大切さ。
ふだんは意識せずしている呼吸ですが、その役目は「ガス交換」です。 息を吸うことで肺から酸素を取り入れ、心臓経由で血液によって全身に届け、細胞活動で出る二酸化炭素を今度は逆経路で肺から排出します。
新型コロナで肺炎になり肺がダメージを受けると、肺から血液中に酸素が充分にゆきわたらず、生命活動に支障をきたすわけで、その際、重症化の目安として使われるのが「血中酸素濃度」。
肺からしっかり酸素を取り込めているかを示すデータで、今回のコロナ禍で初めて知りました。若い人で98%、高齢者だと95%(いずれも平均)で、90%以下になると呼吸不全ということで医者は慌てるそうな。
病院にいくと血中酸素濃度を測定できる「パルスオキシメーター」が置いてあり、目にすることが増えました。
私の師匠さくらいりょうこさんは、病院のパルスオキシメーターで測るといつも100 %で、看護師さんたちから「100 %のさくらいさん」と呼ばれていると言っています。
さくらいりょうこさんのブログはコチラ
特に運動をするわけでもなく(というより運動嫌い)、呼吸法とかも続かない私が、いつも酸素はたっぷりなの。
なんでかな? と考えてみて・・・ 心当たりはひとつしかないですよね。
オカリナ。
これしかないでしょう!
マスクをつけて生活する時間が圧倒的に多いこのご時世で、血液がいつも酸素たっぷりという状態が続いているのはすごいですよね。
さくらいさんはもともとフルート奏者したが、音大時代に難病で留学を断念した経歴を持ち、いまも体は丈夫なほうではありません。
ですから、オカリナは「健康維持にも絶対おすすめ!」というのは、けっして我田引水の話ではなく説得力があります。
オカリナ健康法。
マスク時代はまだまだ続きそうですから、日常生活のなかで意識して深く呼吸する時間を持つ工夫が必要です。
スポーツやヨガ、カラオケ、森林浴……何でもけっこう。マスクをはずして新鮮な空気を体内に取り入れないと。そのひとつとして、オカリナはどうでしょう? というのがさくらいさんの提案です。
オカリナを吹いているだけで、しっかり呼吸ができますよ。簡単に音が鳴るし、すぐに曲が吹けるし、奥はなかなか深いです。高齢者の趣味のように思われがちですが、最近は違います。あの小さな、不安定な土笛の響きに魅せられる人は多くいます。
楽しみながらできる、というのがミソだと思います。私も一時期、呼吸法に熱中したことがありますが、長続きしませんでした。いまはたま~に思い出してやるくらいです。
オカリナの練習は、自宅がマンションなのでカラオケボックスでしています。週1回のペースで90分。時間があっというまに過ぎていきます。
オカリナ健康法。おすすめです。
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