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「AIをミギウデに」して、マーケティングで勝つ方法。

みなさん、こんにちわ。
本日は、マーケティングで勝つために、AIを活用する方法について、書きたいと思います。

(1) 日本はChatGPTの活用度が低い!?

背景として、以下の記事を拝見しました。

「ビジネスでのChatGPTの利用率はわずか7%、日米の格差が浮き彫りに。」
https://news.mynavi.jp/techplus/article/20230612-2702548/

米国では51%、日本では7%、と。

この差は、なんでしょうか?
もちろん、ChatGPTは英語ベースの方が、精度面でも良いというのはあると思います。
「日本では、実はクリエイティブな仕事をやる人は少ない」、という意見も拝見しました。

でも、私は、本当にそうなのかな?と思います。

情報収集は誰だってすると思いますし、
メールを書いたり、報告書を書いたり、ドキュメントを作るなんて、誰でもするのではないでしょうか。

こういう作業をする時に、なぜChatGPTを使ってみようと思わないのでしょうか。
もちろん、ChatGPTに全てを任せる必要はありません。

でも、自分が書いた文章を、
・何か抜けている論点はないか
・もっと面白くするにはどうしたらいいか
・自分と離れた世代、異なる性別、職種の人にとっても読みやすくなっているか

など、いくらでも使い方はあります。

(2) 使うのは簡単、有効性を高めるのは難しい

ただ、これが進まない理由は少しわかる気がします。

使わない理由は、「具体的な活用イメージが湧いていないから」です。

引用元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000091.000023647.html

「何を入力して良いかわからない」という思考は、我々SaaS屋として体感する日本人の気質からすると、すごくよくわかる、と思います。

日本では、SaaSを売る際に、
・サポートはつけてくれるのか
・使いこなせなさそう
という話が、頻繁に出てきます。

ツールで、80%のコスト削減ができるのに、+100%でサポートコンサルをつけ(結局、コスト高くなってない?)みたいなことが普通に起きています。

これがなぜ起きるのかを考えた時に、
日本人って、「1言えば、10やってくれる」をよしとする文化があるのでは、と考えたのです。

つまり、ツールに1から10を入力しなければならない、よりも、1伝えて、1から10を入力してもらってアウトプットを出すということをやりたがる気質、風潮が多くあるのではないかと思うのです。

この気質だと、ChatGPTは確かに向きません。1だけ伝えるとトンチンカンな答えが返ってきます。

先日参加していたセミナーで、面白い話を聞きました。
人間と人間の会話を「ChatGPTのプロンプト」風にしてみたら、驚くほどコミュニケーション効率がよくなった、という話です。

これは、つまり、いつも曖昧に「今度のセミナーの資料作っといて」「わかりました」というやりとりではなく、
「2週間後にセミナーがあります。テーマは「マーケティングの未来」であり、今話題のChatGPTや生成AIなどを絡めて、マーケティング経験がそこそこあり、新しい話題を求めている30代前後の若者に向けて話したいです。まずは、構成を考えてみて」という感じです。

より具体的になるので、当然アウトプットが良くなりますよね。
日本の生産性が低い原因ってこういうところにもあるのではないでしょうか。お互いの「あうんの呼吸」を高めるために必要以上に冗長性が高い業務配分になっていて「理解するための時間に膨大にかけている」のではないか、と思うのです。

こんな理由で、「セミナーの資料作って」とChatGPTに打ち込むから、当然ChatGPTは困惑して適当なセミナーの資料を作るのです。

(3) 使いこなせない人が、使いこなす2つの方法

では、どうしたら良いか、というと、方法は2つです。

(方法1 構造分解法) 指示する者が、思考を分解して組み直し、作業者(ChatGPT)がどのように話を聞けばわかりやすいかを考えて入力する

(方法2 テンプレート化) 指示する者のパターンをフォーマット化し、1を汲み取り10を作るソフトウェアまたはプロンプト入力代行を利用する

方法1を選択できる人は、ChatGPTでもいいし、ソフトウェアを使って、その部分を省力化することも可能です。ただし、時間も労力も結構かかります。

一方、「方法2」が好みの場合は、ChatGPTは最適解にはなりえません。
そして、労働者の8割以上が、現状コチラに属することが多いのです。

思考を分解して指示するは、意外に難しいと思うのです。
私の感覚としては、あくまでこの部分において、上流設計のできるエンジニアと同等のスキルが必要になると考えています。
そう捉えると、誰もができなければならないわけではない、と言えるのではないでしょうか?

そんな時、SaaS(ソフトウェア)はとても良い選択肢になりうると考えています。
もちろん、慣れてきたら、自分でプロンプトを組んでも良いですし、自分でプログラムを書いて、お作法を教え込んでも良いと思います。

これはChatGPTに限った話ではありません。私はプログラミングはある程度自由に書けますが、多くのSaaSを利用します。会計ソフトはもちろん、会議予約ツールも。もしかしたら、簡単に作れるかもしれないですが、ここに時間をかけたくないから(かける必要がないから)、です。
今ある、ベストプラクティスを使うことで、ここをショートカットできるからです。

弊社で開発している「UniCopi」は、生成AIによるコピーライティングにおいて、そのような立ち位置を目指したいと考えています。

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自社でエンジニアを雇って開発したり、ChatGPTと何時間もやりとりして活用を模索する時間を、ショートカットしませんか?
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