本格AI時代のWeb広告代理店の選定基準は、「オペレーショナル・エクセレンス」から「インテリジェンス・エクセレンス」へ
今日は、私の前職でもある、Web広告代理店の今後求められることについて僭越ながら書いてみたいと思います。
生成系AIの時代にどのように世界が変わるか、私の視点から考えてみます。
AIの時代に突入し、web広告代理店の選定基準が変わる
これまでのWeb広告代理店は「オペレーショナル・エクセレンス」、つまり効率的な運用と高品質なサービスで評価され、選ばれてきたと言えるでしょう。
しかし、AIの進化により、これから時代は変わると思います。
そして、その選択基準も変わりつつあります。これからは「インテリジェンス・エクセレンス」が求められると言えるのではないでしょうか。すなわち知識と洞察、加えてAIを活用した革新的なソリューションの提供が求められ始めていると考えます。
この変化のきっかけはAI技術、特にChatGPTのような大規模な言語モデルの登場にあります。これらのモデルは、かつて人間だけが可能だとされていた多くのタスクを実行する能力を持っています。これは、AIの力を活用することで、広告代理店が従来のオペレーションを全く新しいものにする可能性を示しています。
AIを適切に活用することができなければ、広告代理店は競争環境において後れを取るリスクがあります。
これは、顧客である広告主も同じです。だからこそ、広告主も競合に負けないために、「インテリジェンス・エクセレンス」を提供できる代理店を探さなければならなくなると思うのです。
Web広告代理店は、大きな機会と脅威に同時にさらされる
これは、私の個人的な見解にすぎませんが、Web広告代理店は大きな機会と脅威に同時に晒されると考えます。
こういう時に一番危ういのが、過去の成功体験にしがみつくこと、です。
築き上げた過去の栄光である「オペレーショナル・エクセレンス」を盾にして、守りに入ってしまうことは、新しい波に一気に飲まれるリスクを高めうる行為です。
一方で、この機会を大きな機会と捉え直し、業務フローをゼロベースで考え直し、構築していくことができれば、業界の順位が大きく入れ替わるような、とても大きなチャンスを手にできるのではないでしょうか。
「インテリジェンス・エクセレンス」の時代
この新たな時代は、「インテリジェンス・エクセレンス」の時代と呼べるでしょう。この時代において、広告代理店が成功するためには、AIの力を理解し、適切に活用し、常に進化する市場のニーズに対応する必要があります。それは難しい挑戦かもしれませんが、それは同時に広告業界が新たなレベルに進化するための機会でもあります。そのため、広告代理店は、この新たな時代を最大限に活用し、その新たな可能性を追求することを考慮すべきです。
AIの進化は、広告業界だけでなく、ビジネス全体の風景を変えつつあります。しかし、その真の力を引き出すためには、AIをただツールとして使用するだけでは不十分です。AIは、新しいビジネスモデル、新しいサービス、そして新しい働き方を生み出す原動力であり得ます。それは、私たちがビジネスを理解し、運営し、そして成長させる方法を根本的に変える可能性を持っています。
AIの力を最大限に活用するためには、広告代理店がAIと共同で働く新たな方法を見つけることが必要です。それは、AIの限界と可能性を理解し、AIを有効に活用するための戦略とプロセスを開発することを意味します。また、新たな技術とその可能性をクライアントに説明し、彼らのビジネス目標にどのように対応するかを示す能力も必要です。
今、広告代理店は何をすべきか
では、そのような時代を迎えるにあたり、何をすべきかを考えてみましょう。
・変化を恐れず、チャレンジをする
・常識を疑う
・とにかく新しいものに触れる
重要なのは、この3点ではないでしょうか。
とにかく、新しいものを作り出すことにチャレンジすること。これはもはや欠かせません。変化を恐れず、むしろ変化を楽しんでチャレンジすることは、この大きな機会を手にし、脅威にしないための、必須条件と言えるでしょう。
そして、常識を疑うこと。
特に、これまでの成功体験がある人の「常識」は、もはや常識ではなくなると思います。「AIにはできないよ」とか「このやり方が一番いい」とか色んなこれまでは正しかった常識が、もはや常識ではなくなります。
「常識」という船に安住しようとすると、その船の多くは流されていきます。これからは、新しい常識を創る側にいることを、認識をしなければならないと思います。
最後に、「とにかく新しいものに触れる」ということです。
如何に意識を変えて、メンタルをスタンバイさせても、この時代は置いていかれるのです。
当たり前の作業も、ChatGPTを通して、無駄に試してみるくらいが丁度いいでしょう。新しいAIで触れるものは触ってみましょう。
例えば、ChatGPT(GPT-4)は既に触りましたか?Bard、MidJourney、Stable Diffusionは?
もし、触っていないなら、流される側の船にまだいるのかもしれません。
まだ船は流れていませんので、できるだけ早く流されない船に飛び乗りましょう!
[PR] AI時代を先取りする、AIコピーライター「UniCopi」(ゆにこぴ)
最後に、宣伝を交えさせてください。
我々は、この"常識を疑える"ツールを作成しました。
UniCopiは、AIコピーライターです。広告文にも使えますし、バナーのコピーにも使えます。
ただ、AIコピーといっても、ブラックボックス化するものではありません。「AIに任せたからカガクできない」と思われがちですが、「AIに任せたからこそ、カガクがしやすくなる」という方法があるんです。
クリエイティブを科学するためにも、AIはとても使えるんです。
AIというと、多くの人が楽をする、手を抜く、完全お任せできるものをイメージすると思いますが、AIの凄さの1つは「分類する力」です。
少なくともこれは、使い方によっては人間を凌駕します。
人間だと、体験や感覚、感情、経験、体調、疲れ具合に左右され、うまく分類できないことが多いです。不足する情報があると決められない。そして時間がものすごくかかります。
しかし、AIはこれがとても優れています。
言語データがベクトル化されていて、計算ができる時代なので、当然ですが、言葉と言葉の距離を数値化するのが大得意なのです。
つまり、ラベリングをAIにさせると、人の曖昧性によらずにラベリングができるため、とても効率的にラベル付与ができるのです。
UniCopiは、このようなAIの特徴をふんだんに活用しようとしています。AIに完璧なコピーを書いてもらうことをゴールにするのではなく、訴求軸を満遍なく出すことによって、訴求軸漏れを抑制し、マーケター、コピーライター、クリエイターに気付きを与えます。
つまり、AIの活用の仕方からして、他のAIコピーライター系とは発想が全く違うツールであると自負しております。
下の図を見てください。コピーライターの業務として、情報収集や初期のコピー考案にかかる時間は多い状況です。良いコピーを作ろうとすればするほど、ここに時間をかけてしっかりアイデアを出し切ることが必要だったりします。
UniCopiは、この部分をとても楽にしてくれるのです。
例えるなら、サッカーでボールを奪ってゴールまでドリブルで運んで、シュートを打ってゴールをすることを1人でやる選手がいるとした時に、最後のシュート前のパスまでをやってくれる味方が、コピーライターで言うUniCopiになるのです。
つまり、AI(UniCopi)はコピーライターの仕事を奪うのではなく、面倒な雑用を奪ってくれるのです。
では、どれくらい、費用と工数の削減効果があるのでしょうか?
もちろん、毎月このような3案件3グループで広告文刷新作業ができていないと言う現状はあるでしょう。でも、もしその業務が1/3になったらどうでしょうか?
今、広告におけるクリエイティブの重要度は高い状態です。
この毎月の広告の刷新・改善作業ができることが1年後に大きな差を生むでしょう。
ですから、ぜひ、広告代理店、制作会社の方々に使って頂きたいです。
AIが仕事を奪うものではなく、楽にしてくれる存在、アシスタントのような存在であることを感じて頂けると思います。
<UniCopiは様々アップデートを行なっています!>
▼5月のアップデート内容
・AIエンジンに、GPT-4を選択可能に!(劇的な精度の向上)
・広告文フォーマット整形機能(Y!Japan、Google、facebook、LINE、Twitterの主要フォーマットに対応)
・カスタムリクエスト(要望)を入力可能に
・分散実行による高速化を実現
・過去入力データを簡単にロードして実行可能に
・英語(アメリカ、オーストラリア)に対応(海外への広告出稿も可能に!)
・画面の英語化を完了
UniCopiはどんどん進化します!
・1-2週間以内に、ご要望の多かった機能(URLから重要テキスト情報を取得)に対応予定
・来月には、1つEC業界を担当する皆様にとって、とても嬉しい機能をリリースできるかもしれません
15分で簡単なご紹介しますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。