日本人ってホント横文字好きよね。
いつもお読みいただきましてありがとうござます。代表の竹村です。
さて、この記事は20代〜30代のビジネスパーソンへ私の前職の経験、起業後の経験を通して少しでも仕事に役立てて貰えそうな私の考え方を発信しています。
概ね5分程度で読めるかと思います。
では本題です。
コロナの流行以降、いや小池都知事になった頃から、テレビなどでやたら滅多横文字を耳にすることが増えた気がしています。
ロックダウン、ソーシャルディスタンス、エッセンシャルワーカー、サステナブル・・・。
適度な横文字の使用は、良好なコミュニケーションの一環として必要だとは思いますが、最近は必要以上に使っているような気がしてなりません。
仕事柄横文字や略語での会話は多いのですが、昔から思っていました。
日本語で言えやっ!
と。
これはマーケティング業界の言葉ですが、
CPC
コスト パー クリックの頭文字を取った言葉です。
1クリックの単価
という意味なんですが、いや、クリック単価で良いやん。
なんで中二病みたいにCPCって言うねん。
って私は思っています。
ただ、CPCと言わないと伝わらない営業マンや関係者は居ますので、CPCは使っていますが、言う度に恥ずかしいし、無駄だなぁって思っています。
KPIとかも別にノルマで良いんですよ
皆さんの周りや、会社でも、やたら横文字を使う人や組織って必ずあると思います。
これってよくよく考えてください。
非常に無駄な時間なんです。
例えば、KPI
まぁ日本語で言えば重要業績評価指数って訳しますが、ようするにノルマなんですよ。
違うって言う人も居ますが、いやノルマなんですよ。
まぁノルマもロシア語で日本語じゃないんですけど・・・。
このKPIが何だ。という会話の中で頭の中で何が起きているかと言いますと
英語 → 日本語 → 文脈の理解 → 日本語で回答文 → 英語に変換 → 発話
KPI → ノルマ → ノルマを達成するには? → 営業増やす → KPI達成に向けて1日の営業回数を・・ → 口に出して伝える
みたいな、無駄な過程を踏んでいます。
ノルマを達成するには?
と聞いてあげれば、営業を増やします!
という単純な会話で終わります。
話し手、聞き手どちらにも言えることですが、わざわざ難しい言葉を使う必要はありません。
それはあくまでもマウントを取りたいだけの独りよがりです。
世間一般的に言われる成功を収めている人の話を聞いてみてください。
みなさん、横文字をあまり使わないです。
ホリエモン、孫正義、竹之内社長、ひろゆき、イチロー・・・。
逆によく横文字を使う人
小池百合子、政府関係者、メディア、広告営業マン・・・・。
自分の成果に自信が無かったり、人に突っ込まれない様にあえて横文字を使い、分かりにくくして、自分を防御していると私は思っています。
現に私は前職で、成績不振で次の会議で詰められる事が確定していた時の会議です。
業績不振の理由を話す時、やたら横文字で話した事があります。
ミクロでタスクを捉えた際に起きるハードルとして、部下のモチベーション低下によるレスポンス悪化を懸念した結果、ミクロではなくマクロでタスクを捉え各フェーズで適切なリソースを注ぎ込みました。結果としてタイムリーに物事をすすめることに成功し、リスクヘッジの観点から見ると一定の成果を収める事ができました。
しかし、ネガティブな要素としてリスケが間に合わず・・・
その時は、予想通り上司はチンプンカンプンな顔をしていましたが、横文字分かりません。みたいなこと言ったらダサいと思ったんでしょう。
そもそも、この文章自体あっているか私にも分かりません。
ただ、その時の上司は
「そうか。分かった。引き続きよろしく」
で終わりました。
3つは気をつけてみましょう。
1、横文字は使わない
2、横文字を使われたら、意味を聞く
3、横文字を使われても、使い返さない
先述の私の会議の横文字説明も言っている本人ですら、何を言いたいか分かっていません。
横文字を使う人に、横文字の意味を聞いてみてください。
「申し訳ございません。KPIの意味が分かりません」
と。
「KPIはKPIじゃ」と怒られるか
「自分で調べろ」と言われるか
「ノルマじゃ」と結局ね。ってなるか
「KPIはあれやんけ」と、はぶらかされるか
のどれかだと思います。
結局、横文字を使いまくっているけど、ちゃんと意味を分かって話している人は、ほとんどいません。
日本語だって、元々の意味を間違えて使っている人が多いのに、他言語をちゃんと使える訳がない。
無駄な時間を使うより、聞き手にも親切な横文字を使わないビジネスパーソンになりましょう。
(最後に横文字使ってしまった。社会人で良いよねww)
最後までお読みいただきありがとうございます。
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