nature wanderer

自然観察、野外観察、山歩きが好きなフィールドワーカーです。日曜日は家にいた記憶がないほ…

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自然観察、野外観察、山歩きが好きなフィールドワーカーです。日曜日は家にいた記憶がないほどの野外好き。平日は仕事の合間に、庭の自然を楽しんでいます。その活動や日常の合間に見かけた自然や生き物に関する投稿が多くなりそうです。

最近の記事

幻想的なミツマタの群生にであった

ミツマタ(三椏)、コウゾ(楮)、ガンピ(雁皮)は、和紙の三大原料である。ミツマタは春を告げる花の一つで、こちらでも結構見かけるが、大抵は数本レベル。山の調査で1000m近くの、林道を走っていると、谷の斜面のスギ林の下が、夕方近くの低角度の優しい光に照らされて、白く輝やく斜面に思わず車を停めった。そこには、今まで見たことがない美しい光景があった。 もし、ここで妖精を見たとしても、その存在は不思議でもなんでもない。そう思わせる幻想的な異空間。神秘的でやさしさに包まれたスギの人工

    • セイヨイウミツバチとツバキ

      ミツバチが活発に活動する時期の到来。ツバキにも沢山のセイヨウミツバチがやってくる。あまり目は良くないと思われるセイヨウミツバチは、近くまで飛んできては、止まらずに別の花に移動するを繰り返す。 どうも雄蕊があまり開いてない花が蜜が多いのか、そんな花によくやってくる。 蜜はこの奥にありそうだ。ここから入るしかないのかな?と考えてるのかすぐには入らない。 雄蕊と雄蕊の間からはいれるかな?と、周りを1周しながら入り方を探しているよう。 結局、ここから入るしかなさそうだと真正面か

      • ニホンアナグマ

        こちらの山村にすむ住民がよく「ムジナを見た」というときは、このニホンアナグマが多ようだ。ムジナの正体を聞くと、タヌキだったり、アナグマ、だったり、時にはこちらにはいないハクビシンだという人もいたりする。 ニホンアナグマは夜行性と言われ、私も昼間は穴からこちらをうかがうようにしているアナグマしかみたことなかった。しかし、こちらで水害が発生、多くの集落が人の姿が消えたら、昼間やたらとアナグマを見かけるようになった。冬になっても、出てきて、人がちかづいても、悠々と餌探しをしたりして

      幻想的なミツマタの群生にであった