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夏のサロンとその身構え
暑い気温の中でサロンの空間を味わうこと。
今月はロングストローク・メディテーションのご予約が増えています。
むっとした熱気の中でサロンにはいり
衣服をすべて取り払って、一枚のサロンをかけて施術をうけるロングストローク。
ロングストロークの開放感は夏に増すのかもしれません。
ただ、それとは逆に着衣だからという魅力もあります。
扉を開けた時にふっと楽になれるような気持ちいいと感じるくらいの
除湿もしっかりの涼しいお部屋で。
暖かいサロンとホットマットにくるまれて行う
着衣のロッキング・メディテーション。
夜の睡眠の際に
眠る時に頭を冷やす事は、脳の必要以上の緊張をほぐす効果があります。
涼しいお部屋で行えるのは、肌が冷えにくい着衣セッションの利点。
またロッキングはすこし厚めの掛けサロンをつかえるので
部屋を涼しくしやすいのです。
一度、頭のほてりを冷やしてから深い瞑想を作り始めて
身体を力みを完全に緩ませる。
それもまた気持ちいいです😊
ロングストローク・メディテーションの衣服からときはなたれる開放感と
ロッキング・メディテーションの涼みながら、深く緩ませる瞑想感と
この季節ならではの気持ちよさをご体感していただければと思います。
さて、そうして季節に応じた楽しみ方を提案する事。
サロンという空間をクリエイトする中で、
サッカーで試合に勝つという目的において
とある監督はこんな言葉を発しています。
「チームに戦術や個人の決まり事などの
プレーモデルを正しくできていても勝てるというものではない。
そこに勝つためのメンタリティを植え付けていかないといけない。」
サロンという空間を作り出すときにそれを当てはめるなら
教えられた施術
自分で準備して決められた形を正確に一生懸命やって、いい施術ができました。
という段階は土台にすぎなくて
それが当たり前にできて、またその内容を自信をもってお渡しする構え。
それをベースにして
柔軟に個々に応じられる余裕の深さ。
要求に対応する引き出しの数。
時にいい感想を得られなくても、
その感想を受け止めるとは別に
心構えとして次の別のお客様にぶれずにクオリティを示す事。
いい施術ができた時点でも
その時間に自分は満足してしまわない事。
それが大切だと思います。
まぁ、こうした書き方をする事で厳しい人と思われる事もよくないのですが😅
向かう相手には
おだやかにほがらかに優しく
けれど、自分にはプロとしてのメンタリティに妥協しない事。
それは1年目でも何年目でも
時々立ち止まって自分を確認する事だなと思います。
営業的な勝者というより
その人にここに来て本当に良かったと思っていただける
という意味の勝ちを作る場所である事。
本当に大切です。