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グランメゾン・パリを見てきました!

adomiと申します。

今回は、先月30日に公開されました、映画「グランメゾンパリ」について書きたいと思います!
2019年に日曜劇場の枠で放送されていた「グランメゾン東京」。私にしては珍しくリアルタイムでみていたドラマで、毎週楽しみに見ていました。尾花夏樹(木村拓哉)と早見倫子(鈴木京香)の2人が中心となり、東京で三ッ星を獲る!という目標を掲げ、様々な困難に立ち向かい、仲間となったメンバー1人1人が魅力的な一皿を作りあげ家族や大切な人、名のある美食家へそこに込められた思いで勝負し、引き込んでいくというストーリーだったと思います笑。
ドラマの方では、早見倫子がシェフ(料理長)であり、倫子に三ッ星を取らせたいという思いで、皆が結託するお話でしたが、今回のグランメゾンパリでは尾花夏樹が料理長となり、長年の夢であったミシュラン激戦区、パリでの三ッ星獲得を目指して倫子と京野(沢村一樹)、相沢(及川光博)を引き連れ、新メンバーと共にその願いを叶えていく過程を描いています。
また、映画公開と共にSPドラマが放送されています。こちらでは、映画とドラマの間に起こったストーリーを放送しており、見なくても映画に移れますが、個人的には見ないと映画の途中であれ、なんか知らん人おるってなるかと思います笑。

やっとこさ、映画の感想に入ります。見終わって、まず思ったのは面白くはあった、だけれども、尾花が何年もかけて届かなかった三ッ星に簡単に手が届いてしまった気がして、少しがっかりというか、どう表現したらいいのかわからない思いになってしまいました。多分、自分としたら真の主役は尾花夏樹なんだから、5話くらいのドラマだったり、短めでもよいから少なくとも今回の上映時間より長く話を作って欲しかったという所でしょうか。そう思わざるを得なかった一番の要因は最後、見事三ッ星を獲れた後、仲間たちと喜び合う描写、東京でグランメゾンを続けている若者たちへの報告や分かち合う時間がなかったのが大きいのではないかと思っています。なにより、そこが見たかったのに…。
もちろん、良かったと思う部分もありました。まずは尾花、三ッ星おめでとうと思いましたし、涙ぐんでしまうところもありました。とっても良かったです。それから、今までは見ることのできなかった尾花の一面、新しい仲間たちの多様な文化に触れ、考えを共有し真に、協力を得ようとするその姿はとてもかっこよかったです。それぞれが、自国の文化を生かしてメニューの刷新を試み出来上がったフルコースで見事、リンダ(富永愛)にとって最高の夜だったと言わしめた、あのフルナレーションは出てくる料理のすべてを
とても魅力的に語っており、良い演出だったと思います。

感想としてはこんなところでしょうか。今回の映画は、前提とするドラマを見ることなく観賞するのは少し難しいのではないかとも思ってしまいました。私としては、やはり好きなタイトルだったので映画館で見て良かったと思っています。

なんか映画の批評(?)って結局ストーリーをある程度説明したいと思うから、長ったらしくなってしまうなー。

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