夫婦東南アジア旅Day10. "古都ホイアンへ"vol1. ~街歩きとカフェと世界一のバインミー~
2022/9/22
ベトナム旅Day10
今日はダナンから足を伸ばし、日帰りで世界遺産の街"Hoi An"(ホイアン)へ行ってきます。
ダナンのカフェ"ROOTS"で朝食
日帰り観光なので、少し早めにホテル近くのカフェで朝食をいただきます。
今回はGoogleマップで調べていて気になっていた"ROOTS"へお邪魔しました。
流石のリゾート地ダナンは、世界中から観光客が訪れるためか、お洒落なカフェやレストラン、バー等がとても多いです。
実はこちら、日本人の方が経営しているヴィーガン料理が楽しめるカフェなのです。
私たちはブッダボールとアサイーボールをそれぞれ頼んでシェアしました。
見た目も美しいし、味はもちろん最高に美味しい。
アサイーボールが300円、ブッダボールが600円と、相変わらず値段が素敵過ぎます。
まだそこまで日差しが強くない朝。
みんなテラス席でゆったりとした時間を過ごしていました。
海が近いので、サーファーの方がコーヒーやフルーツジュースをテイクアウトしたりする姿もちらほら。
ちなみにホテルへ戻る道端で、ハンモックを吊ってお昼寝?をしているおじいちゃんを発見しました。
この人目を全く気にしない自由な感じがとても良いです。
レンタバイクでHoi Anへ
さて、バイクにまたがりホイアンを目指します。
ダナンからホイアンまではバイクで40分程。
ダナン市街地を離れ、リゾートホテルの立ち並ぶセクションを抜け、どんどん田舎道へと入っていきます。
道は所々悪いですが、やはりバイクでのドライブは風が気持ち良い。
水牛を散歩しているおじちゃんにも出会いました。
あっという間にホイアンに到着。
ホイアンの入り口付近でバイクを止める場所を探してうろうろしていると、美しい庭園を見つけました。
世界遺産、Hoi Anの街並み
なんと美しい街並み。
世界遺産Hoi Anの旧市街地には、伝統的な街並みが綺麗に残されています。
至る所に揺れるカラフルなランタンに、
ブーゲンビリアの鮮やかなピンク色と若々しいグリーンの葉。
黄色い土壁に、なんと良く映える事か。
今日はあいにくの曇り空でしたが、時折雲の合間から覗く青空が、Hoi Anの鮮やかさを際立たせます。
Hoi Anは、16世紀〜18世紀頃に国際貿易港として栄えた港町です。
Hoi Anの街の中心に流れるトゥボン川を拠点に、当時は交易や文化交流の中心として繁栄していました。
ヨーロッパを始め、アラブやインドの国々とも盛んに交流が行われていたそうです。
赤瓦の屋根と、黄色い壁で統一された美しい街並み。
この街並みは18世紀末に建てられたそうです。
奇跡的に大きな災害や戦禍を逃れ、その姿を残した街並みは、1999年にユネスコ世界文化遺産に登録されました。
小道もどこかノスタルジックで、歴史の中にタイムスリップしたかの様。
思わず写真に収めたくなってしまいます。
ふと2階を見上げると、おじいちゃん発見。
観光客は多いですが、実際にここで生活を営んでいる人々の姿を垣間見ることができます。
Hoi Anで布探し
実は、私たちは今回の東南アジア旅行でどうしても買いたい物がいくつかあります。
そのうちのひとつが、布です。
東南アジアの布は、柄が可愛く、そして何よりお値段が安価なので、将来民宿をオープンする事を夢としている私たちは、その時のために今回の旅でいくつか可愛い子達を手に入れたいと思っていました。
Hoi An旧市街には、お土産屋さん、雑貨屋さん、服屋に布屋と、数多くのお店が所狭しと並んでいます。
布屋さんも本当にたくさんあったので、何軒も見比べ、値段を聞いたり、そしてもちろん値切ったりしました。
観光地は最初に基本倍近くの値段を言われるので、値切ることを決して忘れてはいけません。
値切りつつ、お店のおばちゃん達との会話を楽しみつつ、最終的に私たちがゲットしたのは、大きなストール布を2枚。
こちらのお店で購入したのですが、とても素敵な子達に出会えました。
Hoi Anは観光地だから高いという声も聞きますが、正直なところ、ベトナムを色々見て周りましたが決してHoi Anが特別高いという印象はなく、質の良い物を安く手に入れることができました。
買い物は、出会いと値切りとお店によると思います。
さて、こちらのお店では可愛いピンバッジを発見しました。
一目惚れしたなおちゃんが、こちらのピンバッジを2つ購入。
写真の左下にさりげなく映り込む、商品の布を紹介するお店のおばちゃんと、それを聞く私。
ちなみにこのピンバッジ、他にもフォーやバイクなど沢山のデザインがあり選ぶのに相当悩みました。
この時は2つしか購入しなかったのですが、あまりの可愛さに後から他のも買っておけばよかった!とじわじわ後悔し、残りのベトナム旅の道中でどこかにまた売っていないか目を光らせていたのですが、結局このピンバッジ達には出会えず・・・
どこか他の場所で見つけた方がいましたら、是非教えていただきたいです。
個人的にはハノイよりも客引きが少な買ったので、気楽にぶらぶらとウィンドショッピングを楽しむことができました。
陶器のおたまも素敵でした。
白と青のコントラストが美しい陶磁器の雑貨が沢山あり、思わず欲しくなりましたが、まだまだ先が長いので割れ物は我慢です。
果物メインのマーケットも発見しました。
色とりどりの水々しい宝石。
ロンガン、パパヤ、ランブータンなど、東南アジアらしい果実が並びます。
おしゃれな隠れ家カフェでひと休み
さて、今日はホイアンで行きたかったカフェがあります。
その名も"PHIN COFFEE"。
少し見つけづらい様なので、PHIN COFFEEを探してホイアンの旧市街をうろうろ歩きます。
こんな細い路地を通り、民家の裏を歩いていくと・・・
奥まったところに、発見。
まるで隠れていたかのようにこっそりオープンしていました。
緑あふれる素敵な空間。
ベトナムの熱気と喧騒から切り離された様に、ここには静かで穏やかな時間が流れています。
植物園みたいに至る所に植物の鉢が置かれていて、とても涼しげで。
涼みながら一息付くには最高の場所です。
私は桃とライムとオレンジのティージュースをオーダー。
とても喉が渇いていたので、さっぱりとした物をごくごく飲みたい気分だったのですが、これが最高のチョイスでした。
柑橘系のフレッシュな味わいと桃の柔らかい甘み、そこにサトウキビのジュースで自然な甘味が加えられていて、とても美味しかったです。
もちろんキンキンに冷えています。
なおちゃんはこちらのコーヒーベースのカクテルジュースをチョイス。
アイスコーヒーをオレンジジュースで割った物に、ライム果汁が絞ってあります。
ベトナムに来て、こういったコーヒーベースのカクテルジュースをよく見かけますが、これがなかなか美味しいんです。
コーヒーの風味も感じつつ、オレンジジュースのさっぱりとした甘みもあり、信じられないくらいごくごく飲めてしまいます。
コーヒーの苦手な人にも、甘いジュースは苦手という人にも、「試してみて!」と勧めたくなる逸品です。
みんな観光の合間にひと休みしている様子。
次はどこへ行こうかと話をしたり、ガイドブックの様な物を開いたり、日記をつけたり、みんなゆったりとした午後を過ごしていました。
そしてなんと本当に驚いたのが、まさかのCoCo壱番屋のマグカップでドリンクを飲んでいる人を発見したのです。
それをお店のマグカップとして出しているのもなかなかツボですし、何を飲まれているのかがとても気になりました・・・
他に日本人がその場にいたら絶対盛り上がったのに・・・・!
世界一のBanh Mi(バインミー)
カフェでひと休みした後、今日の私たちのもう一つの目的地、世界一と称されているバインミー屋さん「BANH MI PHUONG」へ行きました。
なぜこちらのお店に世界一の名が付いたかというと、ニューヨークのかの有名なシェフであるアンソニー・ボーディン氏が「The best Vietnamese banh mi sandwich in the world is in Hoi An!(世界で一番美味しいバインミーはホイアンにある!)」と、こちらのお店を絶賛したことで、"世界一ウマイ、バインミー屋さん!"一気に有名になった様です。
ワクワクしながら早速店内へ。
一階の入り口で女性のスタッフさん達がテキパキとパンに食材を挟んでいきます。
美味しそうな具材達がケースに並んでいます。
テイクアウトの人達はここで具材を見ながらオーダーできる感じでしょうか。
私たちは店内で頂きたかったので2階の席へ向かいます。
2階席もほぼ満席。観光客でかなり混み合っていて、少し待ってお兄さんが注文を取りに、来てくれました。
私たちが頼んだのはビーフ×チーズのバインミー。
初めてビーフのバインミーを食べましたが、ここのバインミーはバゲットがカリカリ!具沢山で味付けも抜群!
黒胡椒とチーズが最高にマッチしていました。
2階のテラス席に座ったので、目の前にはこんな素敵な景色が
少し雨が降ってきましたが、雨にランタンがゆらゆら光り、それもまた趣があります。
雨のHoi An
バインミーで腹ごしらえをした後は、雨のHoi Anを散策。
お店を出ると、あたりは少し暗くなってきていて、ランタンに灯が灯り始めていました。
街並みは一気に幻想的な風景に。
傘をさしつつ、トゥボン川に向かって歩いていきます。
観光ボートのおじちゃんも、船の上で傘を開いていました。
古い街並みに雨が降り注ぐホイアンの景色もなかなか素敵です。
さて、ホイアンのお話はまだまだ長くなりそうなので、この続きはまた次回後編でお伝えしていきます。
次回は夜のホイアンとグルメ編。
ランタンの光の中のナイトマーケットと、有名な日本橋、それからホイアンならではの最高の夕食、です。
旅のスケッチ
ダナンからホイアンまでの道中出会った、水牛の散歩をするおじちゃん。
世界一のバインミー
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