形状記憶合金
「社会人大学人見知り学部 卒業見込」
私の趣味に1人で本屋さんをぶらぶらするというのがあります。
大学がほとんどオンラインになったので、喫茶店で読書するようになり、そのための本を探している時にオードリー若林さんのエッセイ「社会人大学人見知り学部 卒業見込」に出会いました。
若林さんの書く文章は今まで感じたことのない気持ちになりました。もしかしたら、私は若林さんと似た人間なのかもしれない。そう思いました。
人見知りで人と話すことが苦手なのは私が控えめな性格だからだと思っていました。しかし、本の中には「私が話しかけたらこの人はどう思うのだろう」「質問したら〜と思われるかもしれない」と考えることは自意識過剰だからと言うように書いてありました。共感しすぎて驚きました。
ほかにも、「表参道セレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬」と「ナナメの夕暮れ」もすぐに買って読みました。
どれも素敵で心に刺さりました。
特に "性格は形状記憶合金のようなもの" という言葉がお気に入りです。
周りと比べて自分を嫌いになっていた私は、この言葉に出会えて自分を嫌いにならずにすむと思いました。
まとまりのない、殴り書きのような文になってしまいましたが、これから読んだ本の感想を記録として残していこうと思います。