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マーラー交響曲第7番/高関健指揮 東京シティフィル

演目 マーラー交響曲第7番
      (サンサーンスP協2も)
演奏 東京シティフィルハーモニック管弦楽団
指揮 高関健
@東京オペラシティコンサートホール(新宿区西新宿) 2025.01.17勝(金)
 ほぼ満席 若い女性も多かった
 ⭕️交響曲第6番との金管編成の比較だが、何故かは分からないが、次の様に金管が減らされている ↓↓

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第6番 ホルン8本 ペット6本 ボーン4本 第7番 ホルン4本 ペット3本 ボーン3本                (ペットはトランペット
    ボーンとは トロンボーン😄)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー  木管は何と金管とは逆で、7番は6番より、クラリネットもオーボエも一本ずつ追加されたりしている。  
 ⭕️金管は減らされ木管が強化 これが7番のポイント
 私自身7番を聴いて50年以上になるし、大ホールでのコンサートも幾つか聴いて来ている。が、今回は、席数1600人余りで大き過ぎなくて音響的には丁度良い会場 
 ほぼ満席 若い女性も多かった
 高関健さんは、国際マーラー協会との繋がりが強く、新改訂版にも高関さんの名前が載る位の熱心な研究家でもあるが、今回もマーラー自身の指示の誤りを見つけて修正を施しているみたい。
 そんな背景の中の昨夜の演奏は テンポはとても良く、全楽章、木管が分厚くホルンも4管しかないのに音量が出ている・・等、金管も弦も分厚い木管に上手く乗りかかる構図。細かく言ってしまうと、金管には微細なキズも少しあったが、木管に上手く吸収されて、目立ち難くはなった感じ。
 第1楽章や第5楽章は、もう少しトランペットには音量を求めたいが、三管編成だから仕方ないかもしれない。
 それなりに大き過ぎなく、木の温もりを感じさせる温かいホールの音響効果もあり、聴こえて来る素晴らしい音響は、全楽章温かく、愛❣️に満ち溢れ、カウベル等の強打の凄まじさも迫力があり、6番と並ぶマーラーの最高傑作であると強く感じ入った。
 第2楽章が終わり、第3楽章の始まる前に、ギターとマンドリン(各一人)が入場し、音合わせが入った。
 ギターとマンドリンも良く聴こえたし、バリトン(ユーフォ)も良く鳴った。
 第1楽章の後半からは、響きの余りの豊かさと、曲の素晴らしさに、胸が熱くなり、込み上げて来てしまった🤣が、流れない様にと堪えた😆 
 マーラー7番は最初から最後まで本当に良い曲。何と言うか、幸福感に満たされ愛を感じるのだ。 聴く人に幸福感や感動を与えるエンターテイナーがマーラーなのだ。しかもレベルが高い!! このレベルはマーラーにしか書けないのだ。
 毎日、ここで生演奏を聴いていたいと強く思った。
 高関健さん最高。昔、群響でマーラー6番や、芸大で大地の歌を聴いて来たが、素晴らしい指揮者、次期N響首席になって欲しいと思う。


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