オペラを観てみよう その2 プッチーニ歌劇「西部の娘」

これからオペラを観て(聴いて)みようと思ったあなたに。
第二弾 プッチーニの歌劇「西部の娘」をご紹介

「西部劇」から皆さんが連想するのは圧倒的に映画だと思いますが、1907年に、ニューヨークのメトロポリタン歌劇場の委嘱を受けた当時のオペラ界の大巨匠 プッチーニは、1910年に 西部劇の歌劇「西部の娘」を完成させて、トスカニーニの指揮で世界初演を果たします。114年前の世界の政財界のトップが観客として集まる中、大成功を収めました。当時としても革新的な和声や現代的な調性や洗練されたオーケストレーションで、ヒットしたのですが、昔ながらのアリアみたいな歌が少なかったせいか、その後は長らく意外にも余り評価されずに来ました。
ところが最近になり、プッチーニを代表する傑作オペラとして再評価される様になって来ました。
 西部劇映画の音楽も含めて、西部劇音楽としては、1910年作と早い時期の音楽でありながらも、雰囲気たっぷりでこれを超える音楽は他にはないと個人的には思います。
 このBlu-ray Discは、2017年ナポリのサンカルロ歌劇場での興行のものです。
 プリマドンナは、美しい😍エミリー・マギー。ライフルを発砲しながら登場する格好良さも面白いです

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