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福岡・佐賀に行ってきました(DAY2)

こんにちはRYUです。「安いLCCチケット」にまんまと釣られて出発した福岡・佐賀の旅、2日目は唐津~呼子~波戸岬です。

▼初日の記事はこちら

この日は朝食後に福岡市内でレンタカーを借りて、今回の旅程で最も遠い地点である「波戸岬」まで一気に移動することにしました。午前中の天候が悪く昼から回復する予報だったので、雨の間に移動する作戦です。

ホテル/レンタカー屋がある赤坂駅からスタート

波戸岬に到着

そしてGoogleの予測通り、ほぼ1時間半で波戸岬に到着しました。到着時にはちょうど晴れた!ので、タイミングもバッチリだったようです。

左が松島、右が加唐島。どちらも有人島です。

岬の先端なので、240度くらいの視界が海!実に雄大な風景です。手前にある3つの島だけでなく、その奥には「壱岐」もうっすらと見えます。

ウェディング・ビジネスのレジェンド「桂由美」さんがプロデュースしたハートのオブジェもあり、北九州エリアの恋愛スポットとして売出し中らしいです。私も3組のカップルの撮影に協力しました。

せっかく来たので自分たちも撮影。恋愛名所に来ても、既婚者に進展は無いですが・・。

海中展望塔はインパクト大

一通り景勝を楽しんだ後は、岬の敷地内にある「玄海海中展望塔」へ。これで魚が見えるのか?と半信半疑だったのですが、水中は大変なことになっていました。

昭和47年に完成!したそうです。

塔の内部が螺旋階段になっており、水深10m程度の海中に降ります。

桟橋をわたって水中塔へ

こちらが水中塔の内部。水圧に耐えるよう、強化アクリルガラスがハメられています。見た目はディズニーシーのアトラクション「海底2万マイル」みたいですね。

鯛、メバル、ベラ・・など、ここで見られる魚については説明があります。

この水中窓から見える光景がこちら。大型の鯛がウヨウヨしていて驚きます。実は塔の上からエサを蒔くので、エサを覚えた魚たちが常に回遊しているんだそうです。

体長1m近いと思われるヒメダイもいました。迫力満点なので、波戸岬に行った際は、ぜひ水中展望塔もご覧ください。

本当の来訪動機はこちら

さて、実は波戸岬に来た動機は景観が主目的ではありません。ウチの奥さんが来たかった最大の理由はこちらでした。

魅力的♪な浜焼き小屋

波戸岬の駐車場付近にある「浜焼き小屋」です。カウンターだけの小さな店が軒を連ねて、「サザエ」「アオリイカ」を焼いてくれる、何とも魅力的なスポットです。

屋台が集まったような店内

こんな感じで、炭火で焼かれるサザエたち。既に磯の香りが立ち込めていて、旨いに決まってます。

そして来ました! サザエの壺焼き3個500円。銀座で食べたら、1つ500円くらいするでしょうね。鮮度が良いので弾力がしっかりしていて、噛むたびに旨味が広がります。これは・・・来て良かったです。

これが目的だったウチの奥さん、結果として2人前6個を完食しました。先端にある肝の苦い部分も好きだそうです。

こちらは別オーダーのアオリイカ。タレと塩味が選べるので、珍しい塩味にしてみました。これも鮮度が良いので、塩味のほうが素材の香りが引き立つかもです。

むしろ素材の味が引き立つ塩味。

その後は呼子朝市へ

さて、その後は昼まで営業している「呼子の朝市」へ。波戸岬から車で10分程度の距離でした。町の入り口から、全力でイカ推しです。

イカ推し!の呼子。

入江に作られた漁港の風景も美しいです。港の奥の方には、名物の「イカ活き造り」を出す旅館、食堂が軒を連ねています。

イカ釣り漁船とレジャーボートが多いです。

こちらが朝市のエリア。店舗と行商の屋台が、さほど多くないですが出ています。

のんびりムードの朝市

その場で「天日干し」して一夜干しを作るお店も多数あるのですが、ハエがたかるのでハエよけの工夫されています。こちらのお店では、金と銀のリボン部分がプロペラのように回転して虫を追っていました。

イカとアジの一夜干し♪

こちらのイサキは、約8尾が500円!で売られていました。名古屋まで持って帰れたら買いたいですけどね・・・。

朝食ビュッフェを欲張ってお腹が空いていなかったので、名物「イカ活づくり」はパスして、「イカしゅうまい」「イカコロッケ」だけ食べてみることに。味は・・・まあ見たまま美味しかったです。それでは、次の目的地に向かいます。

イカしゅうまいとイカコロッケ旨かった!です。

もうひとつの名古屋城

その後に訪れたのは、豊臣秀吉が朝鮮出兵時の陣地として築城した「名護屋城跡」(なごやじょうあと)。愛知県のアレと同名の「なごや城」が佐賀県にもあるとは!この旅の予習をするまで知りませんでした。

秀吉の出身地は現在の名古屋市中村区ですが、当時の「名古屋」の表記は「那古野」(なごや)。故郷と同じ地名が佐賀にもあったので、秀吉は縁を感じて築城した・・という逸話もあるようです。

但し、現在の名古屋市内に残る「那古野」の地名は「なごの」と読むため、かなりややこしいです。どこで「なごや」と「なごの」が入れ替わったのか?今度調べてみようかと思います。

さて、「もうひとつのなごや城を見てみよう」という軽い気持ちでここに来たのですが・・・この城は予想以上に大きく、結果として長い坂道を登ることになりました。バテました・・・。

今に残る400年前の石垣。一番上が本丸です。

やっと本丸にたどり着くと、かつて本丸御殿があった広大な敷地が!そして遠景には、波戸岬でも見た馬渡島・松島・加唐島と壱岐が見えます。絶景!

海の向こうは朝鮮半島。眺望を考えると、この地に築城する軍事的メリットは明らかですね。

資料説明によると、画像にある広大な部分は居住スペース(本丸御殿)。天守閣は、最も海に近い一角(人が立っている正面部分)に建てられていました。物見櫓としての機能があったのでしょう。

名護屋城のかつての敷地。

この部分が、かつて天守閣のあった場所です。素晴らしい眺望をしばしお楽しみください。

イカをスルーして佐賀牛

さて、この日の夕食は名物の「イカの活き造り」をスルーし、佐賀牛を食べてみることにしました。私も奥さんも、さほどイカにはコダワリがなかったので・・・。祝日だったので予約し、行ってみたのはこちらのお店。

さすが佐賀牛!ゴージャスな脂の甘さ、旨味が拡がります。 文句なく旨いです。お値段も都心で食べるよりは、かなり安めかもです。

部位をしっかり表示してくれるお店です。

個人的にはホルモンやハラミも好きなんですが、せっかくなので今日はサシの入った肉を連食することにしました。旨味と香りの余韻が素晴らしかった!です。そんな最高な余韻の中で始まったのが・・・。

美しいサシ(脂肪分)。

たまたまこの日がLIVE放送だった、ワールドカップ日本VSドイツ戦。「1点リードされた状態から見始めたのですが・・。まさかの同点!そして逆転!
思い出に残る旅になりました。

サッカーは忘れていたんですが、テレビが大きい部屋で良かった(汗)。

いかがでしたか?福岡市内から1時間半程度で行ける波戸岬~呼子~唐津は景観あり歴史あり食あり!で、何日も楽しめそうな魅力的な町でした。明日の最終日は、唐津城~虹の松原~糸原を通って福岡に戻りたいと思います。 (RYU)