人生を切り開く言葉2「意欲と情熱」
こんにちは、くらです。
意欲と情熱
こんな人がいたそうです。
「結婚に失敗する」
「事業に失敗する」
「無一文になる」
「駐車違反で罰金が払えず、刑務所に入る」
「家賃滞納で家具や衣類を捨てられ、追い出される」
「朝から晩まで休みなく働く」
「ホームレスになる」
「泊まる場所がなく、駅のトイレで寝る」
この人は、成功者に、どのようにしてフェラーリを手に入れたのか尋ねたところ、
株式ブローカーとして成功していたその男は答えたそうです。
「毎日、決めた目標の数だけ電話をかけ、投資物件の話をした」
とのこと。
そしてこの人は確信したそうです。
「はじめは知識や経験がなくとも、
一から学ぼうとする意欲、人一倍の情熱があれば、
必ず、成功できるのだ」と。
そして彼は株式会社の研修社員となり、懸命に働き、結果を出す。
ホームレス生活を脱出し、
わずかな資金と食卓テーブルひとつで自分の会社を興した。
黒人や貧しい人々のために資金を運用し、その投資会社は大成功となる。
ついに、彼は億万長者となる。
彼の名前は、クリス・ガードナー。
（『情熱思考ー夢をかなえた45人の物語』是久昌信（中経出版）より引用 P68-71）
あとがき
意欲と熱情。それはどこから来るのか。自分を何とかしたい、という意志からくるのではないか。
失敗、無一文、刑務所、ホームレス、などを経験したら、私などはもう夢も希望も無くなってしまうと思います。
この人はそうではなかった。それはきっと、成功者がやっていたことと、自分ができることの、共通の架け橋を見つけたからではないでしょうか。
どん底へ落ちて、それでも自分を何とかしたいと思っている人は、ほんのちょっとの未来への懸け橋を全力で渡ろうとするのかもしれません。でもそれは、決して自分を見捨てない、本当の自分がそこにいたからだと感じます。
今回もお読みいただきありがとうございました。
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