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すごいアドリブ力!277「問題を作らないアドリブ力」

こんにちは、くらです。

アドリブ力とは、「咄嗟の判断・対応によって、自分を含め周りの人たちも幸せにする力」と定義します。

どんな人も、人生の中で培った、自分独自の力があります。
その力を周りの人とちょっとずつでも共有できれば、あなたの周りはどんどん明るくなり、お互いの力で更に明るく、そして楽しく場を育てていくことができます。

あなたの力に気づいていただくヒントとなるようなお話を紹介していきたいと思います。
あなたも私も、お互いにアドリブ力を磨いて、お互いの生きる場をどんどん明るく照らしていければと思います。

クイズ

小林正観さんという方(故人)が著書で仰ってます。いろいろな問題に出合ったときの解決方法で、かなりレベルの高い方法がある。

それは、「○にならない」だそうです。

○に入る言葉はなんでしょうか?

[こたえ]気

(『100%幸せな1%の人々』小林正観(中経出版)より引用 P83)

まえがき

人生にはいろいろな問題が起こってくる。それは、自分なりに解決していかねばならないことが多くある。そんなときどうするか。

5次元的問題解決法

小林正観さんが言う3次元的解決法は3つ。1つ目は「戦うこと」。議論等で相手を屈服させる。2つ目は「逃げる」。この社長、課長の下ではやっていけないから会社を辞める。3つ目は「我慢、忍耐」。解決を先送りにする。でも、これだけではないそうです。

「ところが、4次元的に、実は4つ目の解決方法があります。それは『気にしない』という方法です。『気にしない』を英語でいうと、I don't mindになります。『ドンマイ・ドンマイ』というのは『ドント・マインド』の略です。
5次元的に5つ目の解決方法があります。これはかなりレベルの高い方法なのですが、それは『気にならない』という解決方法です。

4番目は『気にしない(I don't mind)』でした。5番目の『気にならない』というのは、There is no problem.(どこにも問題がない)という考え方です。

(中略)

仮に、私が『やーい、出べそ』と言われたとします。言われた『出べそ』ということが私にとって事実であるならば、私は気になりません。本当のことを言われたのだから腹は立ちません。

逆に、出べそでないのに出べそと言われたのであれば、それは事実を指摘されたのではないので、別に気にならないわけです。つまり、事実であれば腹は立たないし、事実でないならば腹は立たない。どちらも腹は立たないわけで、それはどちらも『気にならない』のです。

つまり、はじめから問題がない、問題を作らなければ、問題を解決するという考え方もない。問題を問題としない人格、まったく気にしない人格というものを作り上げることが、すべての問題の根源的な解決につながっているような気がします。」
(前著より引用 P83-84)

あとがき

事実だったら腹は立たない、事実でなければ、これも腹は立たない。では、腹が立つのはなぜなのか。自分のプライドを傷つけられたからなのか。以前読んだ本にこう書いてあった。

「本当のプライドはちっとやそっとでは傷つかない。傷つくのは虚栄心である」

この言葉は未だに私の心のどこかに刺さっております。
人権を損害するようなものにはそれなりの対処は必要かもしれませんが、それ以外は、すべて自分次第、ということになります。
つまり、腹が立つのは、自分で決めていること。自分以外は誰も決めていない。

さすがに5次元の解決法はレベルが高いと感じますが、人生を切り開くヒントになると思います。

今回もお読みいただきありがとうございました。

今日の一言

「今日の一言:問題を作らないアドリブ力は、人格を作ることで磨かれる」

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