「考えて、考えて、考える」を読んで。
・きっかけ
以前に読んだ本で紹介されていて気になったので読みました。
タイトルの「考える」の連呼に惹かれました。
・感想
さっくり中身を紹介すると、
この本は将棋棋士の藤井聡太さんと伊藤忠商事名誉理事の丹羽宇一郎さんの対談本です。
個人的には丹羽さんが質問して藤井さんが答える形が多い印象でした。
藤井聡太さんが棋士を目指したきっかけから、プロになるまで、そして、今後の将棋界の未来について話しています。
印象に残った所は藤井さんがプロになる前となった後の気持ちの変化についてです。
藤井さんはなんとなく漠然とプロになれたらいいな~という思いがあったそうです。
プロになれば対局料で収入も得られるし、気持ちの面でも楽になれるこんなことも思っていたそうです。
しかし、プロになってからは楽になってはダメで、目標を自分で決めて、やっていく必要があると感じたそうです。
個人的に、中学2年生ではこの思考に到れないと感じました。
むしろ、私のこの時期を思い出すと、「ちょっとすごくない?」と自信満々な方に行くと考えてしまいます。
この目標を自分で立てて、それに向けてやっていくというのは、人生を生きる上で大切な考え方だと感じました。
社会に出ると、自分で何かやろうと思わなければ、働いて、食べて、寝るの繰り返しの人生です。
社会に出てからの時間の方が長いので目標を立てて取り組むというのは大切な考えだと思いました。
まさに私はこれからどうしようか?と日々悩みながら過ごしています。
・最後に
本書を読んで、テレビでみる藤井さんと大きく印象は変わりませんでした。
言葉を選んで短く・端的に話す。
多くを語らないイメージがありましたが、まさにそういうイメージでした。
冗長に話さなくても、自分の思いが伝わるのはすごいな~と感じました。
藤井さんのこれまでとこれからについて興味がある人にオススメの本です。
興味があれば是非!
では。