"じゃない方"も、大切な個性として愛せるように
今朝、朝ご飯を作っている最中になぜかふと思い出したことをベースに、つらつらと。
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皆さん、青森駅って行ったことありますか?笑
こちら、青森駅の東口です。商業施設があり(中にはスタバもある)、いかにも「ターミナル駅」という存在感。
一方、反対側に西口というのもあるのですが、今でこそ新設駅舎で立派になってしまったものの、つい数年前までは"ローカル"を煮詰めたような駅舎が素敵でした(これをなぜか急に思い出した)
そして、おなじみ?の尾道駅。
ここはメインの南口自体が最近リニューアルされたのでアレですが、その反対側の北口は今でも現役でこの姿。
とても同じ駅の駅舎とは思えないですよね。
でも、個人的には"じゃない方"の出入り口の雰囲気がなんだか好きで、良いなぁ……と思うんです。
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こういう"じゃない方"って、私たち人間にもあるものですよね。
会社・社会では立派に頑張っていても、どこか抜けているところがあったり、家ではだらーっとしてしまったり。いわゆる「ギャップ」というやつですが、そういうものは誰しも持っているものです。
中にはもしかしたら、自分で認めにくい、イヤだと思っている「ギャップ」もあるかもしれません。でも、青森駅の西口や尾道駅の北口にも確かに利用者がいて、この出入り口がないと困る、ないとこの駅として成り立たない……というように、人も"じゃない方"を含めて「自分」になるものだと思います。
"じゃない方"も、大切な個性として愛せるように。その部分も愛してくれる人は、間違いなくいるから。
ふと思い出したことをきっかけに、そんな大事なことをこれまで旅してきた駅から教えてもらった気がします。
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