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僕らが今「書くこと」から逃げてはいけない、たった一つの大事すぎる理由
Twitter、Instagramのストーリーズ、LINE……
日ごとに便利になり続ける現代のツールは、「簡潔に、簡単に」が主流です。投稿するのに数十秒、見る側に関しては数秒で次、次と視線を移すという刹那的な「情報の消費」を、今を生きる僕らは積み重ねています。
これはものすごく便利ですし、伝えたいことを簡潔にまとめられるのは、何より大切なこと。ただ、これだと伝え切れないものもあると思います。
誰もが発信出来るようになるのと引き換えに、"ストーリー"を紡げる人は減っていく
便利になりすぎたSNSが僕らに与えたものはものすごく大きいですが、一方で「文章を書く」機会を奪ってしまったと感じています。
結論(伝えたいこと、主張)から全体の構成を考えて、違和感なく文章の世界観に入り込める導入を設置して、コロコロと論を転がしながら、伝えたいことを伝え、味わって欲しい「読後感」を提供する。
インターネットでの情報発信に「ブログ」しかなかった時代は皆が行っていたことですが、140文字ではまず不可能でしょう。できたとしても、スケールが小さすぎる。
これから、ますます文章を書く機会が減る。それはすなわち「伝えたいこと(=ストーリー)を紡ぎ出し、語ることができなくなる人が増える」ことと同義なのでは?と、僕は考えています。
何をするにも「ストーリー」が必要になる時代=文章力が復権する時代
文章を綴る「ブログ」が主流の時代はとうに終わり、短文+写真の「SNS」時代も安定期に入り、これからは「動画」の時代…と言われいます。
仕事で動画を作成していることもあり、他の人が作った動画も勉強・研究のためによく見るのですが、編集ソフトや撮影機材の進歩のおかげで、綺麗なそれっぽい動画を作れる人は(僕を含めて)かなり増えています。
ただその中には、「ドローンで雄大な景色を撮ってただつなげただけ」や、「オシャレなトランジション(画面の切り替え)をひたすら使っているだけ」などの、「で、結局何が伝えたいの?」「どんな気持ちになって欲しかったの?」というストーリーが無い(伝わってこない)動画もかなり多いです。
こんなことを偉そうに言っている僕自身もまだ全然できていないのですが、ただ一つ確信しているのは、伝えたいことが伝わる映像作品を作るために、文章を書く中で培った「ストーリーを紡ぐ力」がめちゃくちゃ大切ということです。これは、映像だけに限った話ではありません。何をするにも、この文章力に立脚する"ストーリー力(りょく)"が必要になってきます。
◇
近い未来、「文章力」が脚光を浴びる時代が再び来るのではないか、と僕は思います。
その日に備えて、僕はnoteを書き続けます。
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