【セミナーレポート】AIファースト時代の広告代理店のマネタイズ戦略を考える
先月、六本木で開催されたAI MARKTING BB TOKYOで、弊社社長執行役員CEOの小山が登壇してきました。
面白く難しいテーマのセッションでしたが、非常に興味深い議論が繰り広げられました。ご参考まで
※下記レポートは音声をAIで文字起こしして少し編集をいれたものです。
自己紹介
AIファーストでの広告代理店のマネタイズ戦略についてのディスカッションが行われた
アドウェイズ山田氏は、アフィリエイト広告会社からスマートフォン時代に代理店事業を立ち上げ、AI活用を進めていることを紹介
博報堂DY柴山氏からは、デジタル広告領域を統合した新しい会社であり、博報堂グループ全体としてお客様をサポートしていることが述べられた
IDC山内氏は、AIバナー生成のサービスを提供してるが、生成AIの活用について他社からも学びたいという意向が示された
現在のAI活用状況
ビジネスプロセスリエンジニアリングとテクノロジーを活用して業務改革を進めている
博報堂DYグループはAIの活用に取り組んでおり、リスティング広告やペルソナ作成などにAIを活用している
AIの活用により業務効率が向上し、時間の削減が実現されている
他社と比較して、横断した組織でのAI活用がまだ進んでおらず、各事業部ごとに進められている段階
スタートアップ企業も広告バナー生成サービスを開発し、中小企業やOEMから相談を受けている
広告代理店の価値提供について
代替事業、アフィリエイトASP、アドテックDSPなどの分野でAIを活用することが重要
AIの活用により業務効率化や標準化が進んでおり、中央集権的な組織の立ち上げが検討されている
AIを活用した広告代理店の価値提供について議論されており、より本来のマーケティング、マーケターが重要視されている
クライアント側もAIを使って自ら広告運用を行う動きがあり、顧客ニーズに合わせたAI活用が求められている
データやコンセンサスを基にした顧客対応やAIの見せ方によって納得感を高めることが重要視されている
顧客の声を直接聞くだけではなく、AIを活用してバイアスを外し顧客の実珅したい姿に近づける方向性も模索されている
AI活性化による脅威
Googleの広告プラットフォームがAIや機械学習を活用しているが、代理店の付加価値提供は重要
機械学習やAIの活用により、広告制作や運用は自動化されつつも、代理店の役割は変わらず重要視されている
機械学習やAIの活用によって広告業界に変化が起こりつつあるが、それでも代理店の役割は重要であり続けるという考え方も示された。
AI単体でのマネタイズは難しいと感じられており、提供方法や事例について議論が必要
AI単体でのマネタイズは難しいという意見もあり、AIを活用した新たなビジネスモデルについて模索する必要性が示唆された。
Googleなどのプラットフォームを横断してPDCAを回すことが重要視されている
Googleなどのプラットフォームを横断してPDCAサイクルを回すことが重要であり、数値分析や改善提案など代理店の役割は変わらず重要だという意見もあった。
人間と機械学習/AIの役割分担について今後も議論が続く。
主要トピックについてフリートーク
Open AIの登場により、誰もが短期間でAI技術に追いつける状態になっており、これまでの研究開発コストが不要となっている。
AIを活用したマーケティング戦略や広告代理店の進化が重要視されており、クリエイティブディレクターの能力向上や社員の能力解放が焦点となっている。
画像効果予測AIを活用することでコスト削減や効果アップが実現可能であり、その価値は大きく評価されている。
広告代理店業界では、AIを活用したプラットフォーム開発やマーケティング戦略への組み込みが進んでおり、競争力強化につながる取り組みも行われている。
マーケターとしての能力向上やPDCAサイクルの早期回転を目指す取り組みも行われており、業界全体の底上げに注力している。
広告代理店はパフォーマンスやクリエイティブだけでなく、社員の能力向上やチームビルディングにも注力する必要がある
AIを活用したプラットフォーム開発や内部教育など、新たな取り組みが行われている
まとめ
AIの活用が広告作成やペルソナ作成で重要な役割を果たしている
中小企業からのAI技術への需要が高まっている
AI活用により業務効率化や標準化が進んでおり、中央集権的な組織の立ち上げが検討されている
クライアント側からもAIを使って自ら広告運用を行う動きがあり、顧客ニーズに合わせたAI活用が求められている
Googleの広告プラットフォームはAIや機械学習を活用しており、代理店の役割も変容していかねばならない
会場の雰囲気など
最後にお知らせ
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