あなたには、死なないで欲しい。
こんにちは、生きづらさ専門カウンセラーのしのぶかつのりです。
今日、あなたにお届けする「生きづらさから脱け出す言葉」は、
あなたには死なないで欲しい。
ただ私のわがままとして。
ただ私のエゴとして。
あなたには生きていて欲しい。
せっかくこうして出会えたのだから。
自分で書きながら、なんて役に立たない言葉だろうと情けなくなります。
でも、これしか言えないんですよね。
仕事がら、死にたいっていうご相談はよくお受けします。
私も、ずっと死にたいって思ってきました。
だからそういうご相談を受けるたびに、ハートをわしづかみにされたような痛みを覚えます。
周囲の人に迷惑をかけない死に方を教えてくださいと、相談されることもあります。
でも私は、ご相談者様に生きていて欲しいからこの仕事をしています。
だから、それはできないってお伝えします。
そこで、
「じゃあなんで死んではいけないんですか?」
って問われたときにね、やっぱりうまく説明はできないですよね。
もちろん、カウンセリングの定石として、私じゃなくてご本人の中から答えを得られるように対話を進めてはいきます。
そのうえで、堂々めぐりをくり返した果てに、
「しのぶさんはどう思っているんですか?」
とハッキリ聞かれるときもあります。
そういうときは、正直に答えるんです。
理由はわからない、と。
絶対に死んではいけない客観的な理由って、やっぱりない。
誰にでも当てはまる、普遍的で完璧な「死んではいけない理由」って、どうしても見つからない。
そもそも私たちは、さんざん他の生き物の命を奪って生きていて、戦争も絶えることなくしている。
だから、どんな答えも説得力がない。
すべての命に当てはまる「死んではいけない理由」は、どうしても見当たらない。
ただ・・・。
少なくとも私は、あなたに死んで欲しくない。
心から生きていて欲しいと思う。
せっかくこうして出会えた「生きづらさをともに生き抜いている同志」なのだから・・・。
そんな、自分の思いを正直に伝えるしかできないんですよね。
つまり、客観的ではなく、主観的な生きていて欲しい理由を、そのまま伝えるしかできないんです。
それで勇気を得てくださる方もおられれば、ガッカりする方もおられます。
それでもやっぱり嘘いつわりない理由として本気で伝えられるとしたら、私にはこれしかないんです。
だからもし、あなたが今死にたいと思ってこの文章を読んでくださっているのだとしたら。
私はあなたに、全身全霊を込めてこの言葉を伝えたいと思います。
あなたには死なないで欲しい。
ただ私の我儘として。
ただ私のエゴとして。
あなたには生きていて欲しい。
どうかあなたに、「心地よい人生」が訪れますように。
生きづらさ専門カウンセラー
脱世間起業塾Adic塾長
しのぶかつのり
※コミュニケーションが苦手なため、コメントへの返信は控えております。すみませんです。
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