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姫路圓教寺×隈研吾 パビリオン「くぎくも」の意外性

「圓教寺×隈研吾 生き延びるためのデザインワーク:これからの用の美」
パビリオン「くぎくも」がちょうど開催中だったので見てきました。

高さは約3.5メートルで、直径約3.9メートルの台の上に載っている。長さ1~1.5メートルあるポリカーボネートの透明なチューブ60本を、長さ12~20センチの和釘96本を使って組み上げている。和釘は姫路市の「明珍本舗」が一本一本作っている特殊なもので、似たものが姫路城の瓦部分に使われているという。

朝日新聞ディジタル

SEKISUI HOUSE – KUMA LABと日本女子大学建築デザイン学部江尻憲泰研究室の協働で設計が行われ、2024年6月16日~12月1日まで現地での展示が行われています。
「くぎくも」は、和釘をまるで宙に浮かんでいるように表現しています。

一見、和釘が主役だとわからないので、不思議なプラスチックなのですが、よく見ることで発見があります。

ただ、展示されている現地で予備知識なくみると、和釘がわかりにくい。
説明板も、まるで大学卒論のレジュメ展示みたいで読みづらいというか、読む気になれない。

このラジオ録音(製作の学生さんが解説)がとてもわかりやすかった。
これを現地で聴けるか、流して欲しかったかな。

専門の知識のない一般の人に向けて、難しいことをわかりやすく言葉で解説すること。
聞き手の古田彰満(ふるた・あきみつ)ラジオ関西記者兼アナウンサーが素晴らしい。

なお、書写山円教寺は紅葉の名所でロープウェイで登ります。この時期はたいへんに混在するので、姫路駅からバス、かつ朝9時くらいからをおすすめします。

Location: #書写山 #隈研吾
#くぎくも
#生き延びるためのデザインワーク
#これからの用の美

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