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映画シャイロックの子供たち、全員知能犯なワル

毎年恒例の
「年末年始はサブスクで映画三昧しちゃうぞー」
の一本目。

映画「シャイロックの子供たち」

シャイロック、それは強欲な金貸し。
シェイクスピアによる戯曲「ヴェニスの商人」に登場するユダヤ人。
例の、払えない金の代わり肉1ポンドは取り返して良いが血は一滴も流してはいかんという話、金貸したシャイロックがギャフン(理不尽!)という話。

まさかのシェイクスピアが、まずは一般常識として求められるバックグラウンド。
 まぁ、映画冒頭で佐々木蔵之介さんが紹介してくれるので心配はない。

あらすじ

東京第一銀行の長原支店で現金紛失事件が発生する。西木は、濡れ衣を着せられた部下や後輩と真相を突き止めるべく、調査に乗り出す。

「金を返せば良いってもんじゃねえ!」
繰り返し繰り返し、そのセリフがリフレイン。

キャスト陣がまた濃ゆい!

主演の阿部サダヲをはじめ、上戸彩、玉森裕太、柳葉敏郎、杉本哲太、佐藤隆太、柄本明、橋爪功、渡辺いっけい、木南晴夏、佐々木蔵之介 ..

善人なんかひとりも居ないんだ、と言わんばかりのクセのある演者と役柄が、上手いし、超・楽しい。 みんな笑顔でも、目が全く笑ってないんだわ。

最後のオチまでよく練られた映画でした。

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