私のフルマラソン挑戦記
久しぶりのnoteです!
さて、先日「名古屋ウィメンズラン」にて9年ぶりのフルマラソンを走ってきました。子どもを産んでからは初めてのフルマラソンです!
産後もゆるーくランニングは続けていたけれども、長距離はずっと走っていないし、何と言ってもコロナ禍で増えた体重は戻らないし・・・。
私にとってはかなりチャレンジングな状況でした。
そもそも「追加エントリー枠」で申込をしたので、エントリー時点で本番まで2ヵ月半しかない状況でした。
最初の1ヵ月目は、ChatGPTにトレーニングメニューを考えてもらい、走る習慣を取り戻していきました。
ここまではまぁ順調だったのですが、1月後半から2月末まで盛大に体調を崩しまして・・・。(家族全員で順番にインフル罹患)
更にはそのまま仕事も超繁忙期に突入し、2月はほぼ練習できずに終わってしまいました。
レース前に走った最も長い距離が15km。
一般的にフルマラソンを走る前には「30kmのロング走を最低でも一回はしておきましょう」というのが目安としてあります。
レース前に1ヵ月も溶かしてしまった影響で、身体も気持ちも超後ろ向きな状態で名古屋入りをしました。
■「頑張ってください」を最も言われた日
名古屋に到着後はレゴランドに直行。
大学時代の大親友の家族と一緒に楽しみました。
奮発してレゴホテルに宿泊。
もう、子どもたちをレゴランドに連れていけただけで良しとしよう…と考えていました。
前日の夜にバンテリンドーム(旧名古屋ドーム)に事前受付に行ったのですか、そこでスタッフの皆さんから、一生分の「頑張ってください」という言葉を掛けていただきました。
最初こそは「いやいや、完走は無理なのよ、頑張れないのよ」と思っていた私だったのですが、言われている内にその気になってきましたw
もう頑張るしかない!
前日に覚悟を決めました。
■あれ、何か調子よい!
そうして迎えた当日の朝。
快晴!
華やかな大会の雰囲気に心が躍ります!
スタートから最初の5km、めちゃくちゃ調子が良い。
Garminのアプリで進捗を追いかけてくれている夫からも「調子いいねー!もっとスピード落としてもいいんじゃない?」とLINEが来るほど、突っ込みました!
沿道の応援が暖かい!
走っていてとにかく楽しい!
■15㎞を超え、急激にペースダウン
15kmまでは何とかペースを落とさずに走ることができたのですが、なんせ練習をほとんどしていない私。当然、15kmを超えたあたりからペースダウンします。
でも全然走り続けられる。
20kmまではゆっくりペースでもいいから歩かずに走り続けようと決めていました。
■一番しんどかった折り返し地点
そして迎えた20km地点。
その時に心によぎったのが「え、まだ半分・・・?」ということ。
この倍、走るのかと思うと心が折れそうになりました。
それでも折れずに走り続けることができたのは、沿道の応援のおかげ。
名古屋ウィメンズランは、名古屋の街中を走るコースなので、最初から最後まで途切れずに応援の方がいてくださったことが非常にありがたかった!
沿道の応援に加えて助かったのが、給水スポットの多さ。
2.5㎞毎に給水所があるので「次の給水所まで頑張ろう!」とスモールゴールの積み重ねで前に進むことができました。
もう1つ。しんどかった時に励まされたのが一緒に走るランナーの方々の存在。Tシャツの後ろに他のランナーへのメッセージを書いている方も多くて、その言葉に励まされたりしました。
「楽しく走ろうね!」とか「みんなでゴールしよう!」などのメッセージや、マラソンにかける想いを書いている方もいて、そういった言葉にすごく勇気づけられました。
そういえば、10年前に初めてハーフマラソンを走った時(Sydney Marathon)にランナーの方の腕にかかれていた「With Every Step, Be Stronger」(一歩ずつ強くなれる)という言葉はずっと私の中に残り続けている言葉です。だから走ることが好きなのだ。
■思ったよりも私は強い
そういった応援の力も借りながら、30km、35㎞・・・と一歩ずつゴールに近づいていきました。
その時に思っていたのは「自分が思っている以上に私は強い」ということ。
ほとんど練習していない状況だったのに、止まらずに走り続けられるとはレース前は思っていなかった。
そして迎えたゴール。
超スローペースではありましたが、最後まで走ることができて最高の気分でした。
明日から新入社員研修シーズンに突入します。
今年は会社を辞めて2年目の春。
研修講師業をしている私にとっては勝負の季節でもあります。
でも名古屋での出来事を思い出すと、自分なら頑張れる、上手くやれると思えるのです。
マラソン、やっぱり楽しいな。
またどこかの大会にエントリーしようかな。
というわけで、ギリギリ3月中に書けた☺