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ポジティブ質問を心掛ける
おはようございます。
365日連続投稿にチャレンジ中のふくさちです。
本日は274日目。
昨夜は、月1回のグループコーチングの会でした。
コーチングの勉強会も兼ねているこの会。
昨晩は「質問」がテーマでした。
というわけで、一部分ではありますが、今日はコーチングで用いられる質問について書きたいと思います。
■質問の力
私たちは質問をされると考えます。
例えば「この部屋の欠点は何ですか?」と質問されると、考えたことのない欠点に意識が向きます。
これまで全く気にしていなかったのに、その質問をきっかけに部屋に対しての印象が悪くなる・・・なんてことも考えられます。
反対に、「(目標に対して)何もアクションを起こせていない」と自信を失っている時でも「今頑張れていることはどんなことですか?」等と質問されると、出来ていることに意識が向き、少し自信が回復することがあります。
質問には、私たちの焦点を変える力があるのです。
■ポジティブな質問とネガティブな質問
質問には「ポジティブな質問」と「ネガティブな質問」が存在します。
「ポジティブな質問」はプラスの側面に焦点をあてた質問です。
答えていくことで、前向きな気持ちになり、行動を起こす原動力ともなる自己効力感(わたしにもできる!という自信)が高まります。
反対に「ネガティブな質問」はマイナスの側面に焦点をあてた質問です。
「ネガティブな質問」は現状の「できていないこと」などマイナス面に意識が向き、答えるほどに自信を失ってしまったり、エネルギーが損失してしまいます。
ポジティブな質問の例
・「実現のために、やれることは何ですか?」
・「今うまくいっていることは何ですか?」
・「どうやったらこのプロセスを楽しめますか?」
・「あなたの強みを発揮するためにはどのようなやり方がよいですか?」
※「できる」「うまくいく」「がんばっている」「強み」「楽しみ」などに焦点をあてた質問
ネガティブな質問の例
・なぜできないのですか?
・できていないのは何が原因ですか?
・うまくいかなかったらどうしますか?
・できていないことは何ですか?
・あなたの欠点で直すべきことは何ですか?
※「できない」「うまくいかない」「できていないこと」「欠点」などに焦点をあてた質問
■ついつい使ってしまうネガティブ質問
ビジネスの場面では「問題解決思考」が求められることも多いと思います。
「現状の何が問題か?」
「その要因は何か?」
「要因を潰すために何をすべきか?」
「それを進める上でのリスクは何か?」
「問題解決」には欠かせないこれらの質問も「ネガティブ」な質問と言えます。
これらの質問を使うこと自体が悪いことではありませんが、相手にモチベーション高く行動してもらうためには
「今出来ている事は?」
「さらに良くするために出来る事は?」
「そのプロセスの中でどうやってあなたの強みを活かせそう?」
などのポジティブな質問を使っていきます。
子育てに関しては、分かっていてもついついネガティブな質問をしてしまうことがあります。
特に「Why+否定」の組み合わせは、相手を責める効果しかないので最悪と言われているのに・・・子どもに対しては使っちゃいます。反省。
「なんでできないの?」「なんでやってないの?」など・・・。
大人である私たちでもこれらの質問をされると、思考が止まってしまい、ただただ「すみません・・・」と謝るしかなくなってしまうかと思います。
「なんでできないの?」ではなく「何があればできるかな?」などプラスの質問に変えていきます。
というわけで、今日は改めて意識したい「ポジティブな質問」について書きました。
最後まで読んでくださって、ありがとうございます。
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