珪藻土マットの吸水力復活方法
■はじめに
珪藻土マットが段々水を吸わなくなったので、新しいソフトタイプを購入しようと調べてました。見た目はステキなのが多いのですが、クチコミを読むと、「後の順番の人は水を吸わない」と書いてあり、購入するのを断念しました。
■使用中のボードタイプをメンテする事に
新規購入を断念した替わりに、使用中のボードタイプの珪藻土マットを再生する事にしました。実は、珪藻土マットはゴミ捨ても面倒だし、機能的にはソフトタイプよりも性能が高いので、試しにDIYでなんとか出来ないかと思ったわけです。
調べると、珪藻土マットにはアスベストが含まれるそうなので、やすりで研磨すると、粉が飛んでアスベストを吸ってしまうそうです。
それを避けるために、水を流しながら研磨すれば、粉が飛び散らない事がわかりました。
以下作業内容を紹介します。
準備:
耐水ペーパー(400番程度を推奨)を用意します。
作業場所はなるべく平らな場所に、珪藻土マットを置き、必要に応じて防塵マスクや手袋を着用します(水をかけるので、防塵マスクは必須ではないです)。
水を流しながら研磨:
珪藻土マットに水をかけながら、水がひたひたに飽和した箇所から、耐水ペーパーを使用して表面を研磨します。
水が飽和してない箇所を研磨すると、粉が飛ぶので注意してください。研磨中は常に水を流し続けることで、アスベスト繊維の飛散を防ぎます。
洗浄と乾燥:
研磨後、マットをしっかりと水で洗い流し、汚れや削りカスを取り除きます。
風通しの良い日陰で完全に乾燥させます(いきなり温度が高い箇所に置くと、水分勾配により、ひび割れを起こすので、直射日光は避けて下さい)
定期的なメンテナンス:
定期的に日陰で干すことで、珪藻土の内部に溜まった湿気を取り除き、吸水力を維持します。
■最後に
道具は大切に長く使い続ける方が、愛着もわきますから、是非試してみて下さい。
因みに、毎日乾かす方が、すごく水を吸うので気持ちいいですよ。
エアコン室外機の近くが日陰であれば、室外機近傍が一番よく乾燥します。
筆者は、夏の暑さを有効活用したいと思ってやってみました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?