堀内咲季

ADDIXY株式会社CEO ミュージックカルチャー×クラシカルのアパレルブランド「ADDIXY」を運営 京都大学→日系大企業→IT系メガベンチャー→リクルートを経て2024年6月に独立。 会社員→副業→起業を経て学んだことを発信。 https://www.addixy.com/

堀内咲季

ADDIXY株式会社CEO ミュージックカルチャー×クラシカルのアパレルブランド「ADDIXY」を運営 京都大学→日系大企業→IT系メガベンチャー→リクルートを経て2024年6月に独立。 会社員→副業→起業を経て学んだことを発信。 https://www.addixy.com/

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京大卒リクルート出身30代が、音楽をテーマにアパレルブランドで起業した理由

2022年1月、私はアパレルブランドを立ち上げるという一つの夢を叶えた。 とはいえ、ブランドを立ち上げたといっても、それはようやくスタート地点に立ったに過ぎない。立ち上げ以来、これまでの人生で感じたことのない様々な新しい感情に出会った。 リクルートという会社で働きながら副業でスタートしたブランドだったが、中途半端な挑戦にしたくないと思い、2024年6月に7年半勤めたリクルートを退社した。 12年の会社員生活に幕を閉じ、アパレルブランドを運営する会社を立ち上げ独立起業した

    • 私たちは無意識にレッテルに縛られている

      やりたいことがない、好きなことが見つからない。 そんな声をよく耳にする。 私自身もかつてそうだったから、その気持ちは痛いほどわかる。 やりたいことがない。 それは言葉通り本当に「ない」わけではなく、多くの人が、心の奥底に本当はやりたいことを秘めている。 しかし、大人になるにつれて何らかの世間的な基準・常識に照らし自分自身に勝手につけたレッテルに縛られ、わからなくなっているのだ。 私の場合は、10代の頃からファッションの世界に惹かれていたにもかかわらず「自分は左脳派人

      • 自分の事業を持つことのススメ

        2024年6月、リクルートという会社を辞め、アパレルブランドを軸に会社を設立した。 副業OKの会社だったため、平日のスキマ時間、土日を活用して自分のアパレル業を育てながら、さらに本業で身につけたスキルを活かして副業を並行し、資金を稼いだ。 その資金をアパレルブランドに投資しつつ、リクルートでの本業も中堅社員として責任を持ちながらこなした。 こんな生活を続けた辞める前の数年間はかなりハードな時間を過ごした。 振り返るとこの経験が大きな転機になったと感じている。 当時は

        • ロールモデル探しよりも大切なこと

          「ロールモデルがいない」という言葉を耳にする機会が多い。 特に女性がキャリアや生き方を考える際によく使われているように思う。 しかし、実を言うと、私は昔から「ロールモデル」という言葉にあまり共感できていない。 環境も性格も家族構成も、これまでの経験も異なる。今やりたいことや、これからの人生の目標も、人それぞれで違う。 それなのに、他人の生き方を参考に真似することが本当に自分にとって最適な道なのだろうか?自分に合わないことの方が多いように感じるのだ。 結局は、誰かの人生

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          お金を受け取ることは感謝を受け取ること

          2022年1月、アパレルブランド「ADDIXY」として初めての展示受注会を開いた。 約1年間の準備を経て、ついにリリースとなる瞬間だった。 この1年間は、0から何かを生み出す難しさと向き合い続けた時間だった。自分の中に確かに存在する、形にしたいかけらたち。しかし、それらは手を伸ばせばすり抜け、一瞬でも気を抜くと再び見えなくなってしまう。 その断片をかき集めながら、少しずつブランドの輪郭を描いていった。まさに一進一退で、作っては壊す作業の繰り返しだった。 そしてついに自

          お金を受け取ることは感謝を受け取ること