温風至改めまして…
昨年にNoteの利用を本格的に開始して以来、温風至(あつかぜいたる)という名前で多少ながら活動を行ってきましたが、この度2021年4月6日午前11時30分をもちまして化野 至(あだしの いたる)と名前を変更します。
理由
急に名称変更をしようと思ったのは、今後本格的に情報発信や執筆を行っていく際に、今までの名前だと不都合が出てくると考えるようになったためです。
というのも、温風至というのはれっきとした七十二候のうちの一つであり、固有名詞だからです。
それまでは主にコンテンツを消費する立場であり、さほど気にせず好きな季節の言葉をチョイスして使ってきましたが、今後ライフワークとしてこのような活動を行う場合、もともとある名前はまずいだろうということで名前を変えることにしました。
名前の由来
化野至という名前は、実は東洋思想と西洋思想の掛け合わせで作っています。
至は今までの名前の名残を残しています。
日本の季節を表す言葉が好きなため、この字に面影を残そうと考えました。
また、いたるという読み方も語感が良いため採用しました。
化野(あだしの)という言葉ですが、こちらは実際に京都にある地名です。
元は西洋占星術に関連する単語を入れようと思ったのですが、どうも怪しげになるため語感の近い別の言葉を探しました。
由来は僕の出生図の中で土星が位置しています、水瓶座30度のサビアンシンボルから拝借しています。
『アーダスの咲いている野原』というシンボルなのですが、シンボルのイメージと化野という土地の意味など不思議とリンクすることが多いため名前に取り入れました。
アーダスというのは実在の花ではなくあの世で咲いている花だといわれています。
つまり、アーダスの咲く野原とはあの世の花畑を指します。
一方、化野という地名もあの世や死の意味を強く含んでいます。
化野という土地は元々、平安時代に京都で風葬が行われていた場所です。
化とは生から死へ変わっていくことであり、あだしとは虚しさや儚さを意味しています。
当時は高貴な身分の者以外は葬儀を行うこともできず、疫病や飢えに苦しんで亡くなっていったため、せめてあの世では極楽浄土に行きたい。来世では良い暮らしをしたいという古代の庶民の祈りから化野という地名ができたそうです。
この名前での情報発信を通じて、占星術を一般社会の羅針盤として活用すること、無明長夜の闇路を照らす光として活用したいとの思いに繋がるかと思い、この名前にしました。
改めて、化野至として今後ともよろしくお願いいたします。
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