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モチベーションの土台をつくる

今日はNPOインプットサロンさんにお呼ばれして「モチベーション・マネジメント」についてしゃべってきた。

非営利組織はボランタリーな方々と一緒に活動していくことが大切なので、彼らの気持ちを汲み取って、彼らの労力に報いていかなきゃいけない。金銭的な報酬ではなく意味的な報酬を適切に出していくことが大切だ。

じゃあ「◯◯を手伝ってほしいんだけど君の意味的報酬なんなの?」ってストレートに聞けば良いかと言うとそうではない。それは金銭的報酬対価の聞き方だと思う。

そうじゃなくて、その人が自分たちの活動に関わることで、どう成長につながるのか、そのためにどう人生を生きたいのか、どう挑戦していきたいのかをちゃんと聞かなくちゃいけない。それは◯◯を手伝ってほしいという目論見があっても、それを目的にその人と話しちゃダメだということだ。

目論む前に、相手を尊重して関係性を築く。
モチベーションの土台をそうやってつくることで、自然とその人は主体的に動いてくれるようになる。回り道のようだけど、非営利組織のボランタリーな人たちとの向き合い方はこれに尽きると思う。

人と人との関係性にもう少し時間をかけよう。
それが気持ちが通うということであり、それが活動を支える大きな力になるのだから。

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安達亮
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