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ポケモン映画と夢のはなし

Tatsuyaです

開いて貰えて嬉しいです😊

一見関係ないような3つの「やってみた」

僕の中では繋がってます

ごゆっくりどうぞ

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懐かしのポケモン映画を見てみる

 小さい頃に見た映画を久しぶりに見ました。

 ポケモンの映画です。たぶん小学校か幼稚園の時。ジラーチという願い事を叶える精霊のようなポケモンと、グラードンという大地を司る巨大なポケモンが出てきます。とても良い映画で、沢山泣きました。

 今年の4月に仕事を辞めてから1.2週間の間、子供の頃に好きだったものを聞いたり、見たり、食べたり、思い出しながら楽しんでいました。何をしても新しくて、好きなものは好きで、天衣無縫のようだった自分。そんな時代を今に戻してきたかったんだと思います。でも、今日見た映画はその期間に見た記憶がない…見てたかも?でも覚えてないだけ…そんな感覚があります。何事もタイミングです。

 今週初めてコロナにかかってしまい、だいぶ回復したけれど、家からは出られないので、アマゾンプライムの無料トライアルを始めました。そこにポケモン映画が入っていました。見る前に、今お世話になっているファームステイ先の娘ちゃんが僕の携帯のYouTubeでポケモンを見ていました。たぶんそれも何かの導きです。なんのためらいも迷いもなく、次見るのはポケモン映画だと、指が勝手に決め、掃除した部屋と綺麗に洗濯された布団でゴロリして、見始めます。


 映画はすごくシンプルです(僕の解釈でいきます)。

 1000年に1度、長い眠りから目覚めて、降りてくる彗星のエネルギーを蓄え、それを地球の大地に還元し、また眠りにつく…これがジラーチの使命です。

 でも、そのエネルギーをグラードンというポケモンの復活に使おうとする科学者がいて、自然なエネルギーの流れが遮られてしまいます。

 復活したグラードンは、科学者の予想以上に力強く、大きく、エネルギーに飢えていて、周囲のものを喰らい尽くそうとします。

 パートナーとの愛の力で改心した科学者と、ジラーチと友達になっていたサトシたちは何とか力を合わせて、ジラーチを救い、グラードンから守りました。

 悪役っぽい悪役がいません。ポケモンを利用しようとするロケット団もマグマ団もあんまり活躍しません。主人公のサトシもそこまで活躍しません。

 サトシと旅をするマサトという男の子が、ジラーチのパートナーとして選ばれます。ジラーチは、純粋な心を持った子供をパートナーに選び、7日間を過ごすという設定です。ジラーチとマサトが出会うまで、出会った後からグラードン復活の事件まで、事件のゴタゴタからジラーチとの別れまで。なんとなく3つの流れがあって、2つ目の出会ってからの時間がすごく好きです。最終日までにジラーチの故郷へ向かうロードトリップ。大自然の中を時にはキャンプをしながら、夜空を眺め、みんなで車で旅をします。


 ここ数ヶ月で色んな土地を見ました。その土地土地で時間を共有できた友達がいて、みんなに次いつ会えるかどうかも分かりません。でも確かにその時過ごしてた時間は楽しかったし、自然に囲まれているだけで何もなくても楽しかったし、満足でした。ジラーチを送り届けるみんなも目的地があり、時間の猶予があり、でも自然のエネルギーと人生の楽しさに満ちた旅をしています。それもあって、とっても宇宙な(壮大で魂レベルに響いてくるって意味で)、映像体験だなぁ…って思います。これを僕は小さい頃に見ていて、今のどこかの一部になっているって思うだけで何だか幸せです。

土とひたすら向き合ってみる

 ファームステイでは、小豆の畑で草取りをしています。僕はたぶん人生で初めて小豆の畑を見ました。小豆を使ったスイーツは大好きで、これでもかというほど、何度も食べてきました。なのに見たことがなかったし、その葉っぱに触れたこともなかったんです。
 小豆って、こんな形してるんだ…。これに鞘ができて、実ができて更に手間を加えて僕の元に来るそうです。まだ収穫の時期ではないので、先は見れてません。収穫時期に見に来ます。

 草取りは予想以上の重労働です。最初来る前に、畑仕事のバイトがあると紹介されて、内容が草取りと知って、少し躊躇いました。すごく地味な気がしました。でも正直、田畑と離れた生活に慣れていた僕にとっては、草取りも経験が薄くて、新しく見えました。紹介してくれた友達も、草取りは農業の重要な一部だと言うので仕事することを決めました。

 朝7時にご飯を食べ、着替えて8時には畑に行きます。2時間経ったら休憩して、また2時間。そのあとお昼ご飯を食べたら、また同じように午後も。5時に終わります。夜ご飯を食べて、少し休んだら、身体は疲れているので、夜遅くはきつく、すぐ寝ちゃいます。やってることだけ並べると、すごい辛そうですが、心の面ではそうでもないです。肉体的にはきついです、特に屈む姿勢でやるので足腰が…。精神的に疲れないのは、家族経営のあったかいステイ先のおかげです。みんな素敵な人たちです。そして、ご飯が美味しい!農家の大家族で食べるご飯は格別です。最後に、自然の豊かさです。遠くに山が見えます。空が高く広く青いです。畑はどこまでも続くようなので、遮るものがなく、涼しい北海道の風を身体いっぱいで感じられます。土は良い香りがします。小豆も1本1本形が違います。かわいい虫が時々います。雑草はしっかりと根を張り、大地にしがみつく生命力を僕の手に焼きつけます。ただ汗を流し、美味しいものを食べ、好きな人たちと話し、ゆっくり眠り、また起きる、こういう生き方もあるんだなと思いました。


 家を持つ、動物を飼う、畑を持つ。人として根を張ることに近いように見えます。どれも愛を持って育てることで、磨かれていき、逆に人が学びを得るものな気がします。


 シェアハウスを経験し、好きな家事をそれぞれがこなす快適さを学びました。僕はリビング掃除が好きでした。人が集まる場所だからです。自分の料理や洗濯は自分でしていました。旅を始め、ゲストハウスをよく使うようになり、ゲストハウスを綺麗に保ってくれているスタッフを知ります。他の人の家事も僕がやる、家全体を任されることはどんな風だろう…。知りたくなって、2週間ゲストハウスで働きました。料理はおかみがしていました。掃除と洗濯はほぼ僕がやりました。そこは特に苦に思うことなく、むしろ楽しんでやれました。家の規模がちょうど良かった気もします。でも、ベッドメイキングは苦手です。きちっと綺麗にやるのは出来ません。

 牧場で牛を育てる作業を手伝わせてもらいました。牛を搾り、餌をやり、糞やベッドを掃除し、時には出産や死に向き合い、健康管理はかかさない。そこで働く、スタッフは凄いです。僕は搾乳を少しと掃除をさせて貰いました。

 僕は乳製品が大好きなので、好きなものを作って下さる方々が、これほどの努力をしながら日々暮らしているのかと、感動と感謝しかありませんでした。牛は好きです。搾る時に蹴られたりは時々あるものの、基本おっとりしていて好きです。そして酪農家さんの話を直接聞いて、酪農をするという覚悟、続けていく意志、良いものを作ろうとする努力、本当に頭が下がりました。色んなスタイルがあるのも面白かったです。

 泊まる場所としての家、乳製品を貰うための動物、農作物を生産するための畑。僕が見てきたところは、それでお金を稼ぎ暮らしているプロの人たちです。改めて、感謝と尊敬の念が湧いています。

 僕はおそらく同じことが出来ません。家の世話も動物や畑の世話も、僕・家族・仲間という範囲が精一杯です。なので、僕の商売には出来ません。

 でも、それらは生きる糧です。近い将来どこか大好きな土地に家を建て、動物を飼い、畑を耕します。自然なサイクルで暮らせるような生活を…!


夢をかたってみる



 2本の足を動かして
 実際に見て、体で経験して
 僕はこれが合う、合わない
 僕はこれができる、できない
 僕はこれがしたい、したくない
 ゆっくりと時間をかけながらも
 新しい刺激と出会いのおかげで
 先の理想が形になって見えます

 「暮らしをつくる」

 これが夢です

 どんな暮らし?
 誰と暮らすの?
 どこで暮らす?

 これから具体的に見えてきます

気づきをくれ、助けてくれ、励ましてくれた
長い旅の出会いすべてに感謝します!!!
ありがとう🐳

新しい旅、始めます♪ 

To be continued… 

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