AIを使わない社会にはもどれなくなったよなぁって感じる足立明穂です。
まあ、そういう意味で、AIを使わない会社ってのは、これから、もう追い付けないほど引き離されていき、別世界になるんだろうと思います。もっとも、どっちが幸せなのかは、しらんけど(^^;
とまあ、そんな何の飯のタネにもならないような妄想をしている中で、どうにもこうにも、私の中で納得いかないなぁってことを書いてみます。
情報を届けるために、文章を増やし、文章が世の中に溢れまくるから、文章を要約して手に入れる・・・
インターネットが登場してきてから、膨大な情報が世の中に溢れています。そして、日々、とても人類が消化しきれないほどの情報が溢れています。
さらに、生成AIが誰でも使えるようになってきて、ブログ記事を量産する方法は、ちょっと調べれば、腐るほど出てきます(^^;
そうやって、どんどん情報が溢れてくるので、これまでの検索だと、一覧までは作ってくれるけれど、「読んでられるか!」って状態になっています(^^;
その結果、生成AIが要約して、サクッと読めるようにしてくれるようになりつつあります。
となると、検索エンジンは、人のためにあるのではなく、生成AIのためにあるサービスになっていきます。
「ネット検索」という行為を行わなくなる岐路に立っているのです。
これを、「風が吹けば桶屋が儲かる理論」に当てはめてみると、「生成AIが広がれば情報発信している人が儲かる理論」となりますねー!w
生成AIが広がる ー> 情報が大量にあふれる ー> 読み切れないからこそ検索を使う ー> 検索した結果を調べるにも次々新しい情報が出てくる ー> 生成AIで要約を作って読む ー> 生成AIに大量に学習させた方が影響が大きい ー> より多くの情報を発信する ー> より多くの情報を発信するために生成AIを多用する ー> 生成AIを使う人が増えるほどオリジナル情報が相対的に少なくなる ー> 少なくなればオリジナル情報の価値が上がる ー> オリジナル情報を発信している人が桁違いに稼げる!
これを、どや顔でChatGPTに言ってやりましたよ! 言ってやりましたとも!(どういう立場?w)
うぉっと! ブログ記事を吐き出してきた! 一枚、上手ですwww
横道にそれすぎたので、ちょいと話を戻します。
ここからは、もう少し、マジな議論をChatGPTとやってみましょう。
生成AIにきいてみた。「生成AIが情報を膨らまし、それを、生成AIが要約するのは、意味があるのか?」
では、ChatGPTと議論してみましょう。
AIを使って文章を書き、ブログ記事やニュース記事を作るというのが注目されていますし、多くの人が関心を持っています。一方で、AIを使って、文章を要約し、手軽に読める、短時間で情報を効率よく収集するということにも同じく関心を持っています。でも、これって、少ない情報に装飾を施しながら、その結果、装飾を省いて、軸になる情報だけを得ようとしているということになりますよね? なんか、矛盾してません?
そうでしょうか? なんか、たくさん食べて太って、ダイエットしてもとに戻るようなことを繰り返してるだけに見えますけど・・・w
もっと、細かく伝えたいという人が情報を増やしていくのはありだと思いますよ。そこには、その人の「想い」というものがあります。情動的な突き動かされることで、ペンをとり文章を書く(というか、今は、キーボードをとり、パソコンに向かうでしょうけどw)のは、もちろん、人間らしい行動だと思います。しかし、「AIで瞬時に文章をつくって、毎日ブログを更新しよう!」とか、「企業は情報発信が重要!AIに任せて、どんどんWebページに情報を追加しよう!」とかは、変な話ですよね。特に情報発信する内容がなくても、AI任せで情報を量産する・・・ そして、受け取る側は、とても読み切れない情報になるから要約が欲しくなる、昨今のタイパとか言って、倍速で動画を見てるようなものです。そして、知りたければ、そこでAIに詳細情報をきけばいいですよね? これって、モノの大量生産大量消費と同じことを、これから情報というモノ(アトム)に依存しないところにまでビットの世界でも繰り返しているように感じます。
あなたの見識は、まだ浅いと言わざるを得ません。なぜなら、私の意見に対し、これはビットの世界ではなく、結局は、アトムの世界の問題になります。大量なビットをどこに保存するのか、生成するためにAIはどこで動作するのかという問題です。すべてが情報空間でアトムに依存しないのであれば、まだしも、結局は、電力消費を伴うので、リアルな世界の発電に関連するエネルギー消費(エネルギーを生み出すための化石燃料や発電装置、また、それにともなう土地の消費)に関連しますし、ビットを保存するには、クラウドとはいえ、リアル世界のメモリーやハードディスクを消費していきます。そのようなことまで拡張して考えていないあなたの視野は狭いと言わざるをえません。
あなたからは、新たな視点が出てきていません。もっと踏み込んで検討してくれませんか? 例えば、ここに、リサイクル、リユース、リデュースという3R運動のコンセプトを盛り込んで検討してみてくださいよ。それぐらいの柔軟な発想と議論の展開をお願いします。
リサイクルの視点がちょっとおかしい。情報についてのリサイクルのことが書かれていない。ソフトウェアのリサイクルと書いてますが、それは、リユースですよね。リサイクルの意味で検討しなおしましょう。もっと深く議論を、解像度を高めてくださいね。甘いです。緩いです。もっと高解像度な議論をお願いします。
現状のAIでは、誘導しなければ新しい視点など出てこない
生成AIで文章を作る、絵をかく、動画を編集する、音楽を作るなどなど、いろいろなことがもっとできるようになります。
最初は、
「すごい! こんなことができるんだ!」
「ここまでできるなら、人間がやることないよね!」
「創造性なんて、もう、コンピュータでできる!」
とか思うかもしれません。
ここには、「コンピュータで、ここまでできるのがすごい!」という前提があることに陥っています。
これまでコンピュータは理論的な計算に沿って、結果を出す、決められたことしかできないというような認識から、小説や映画、歌まで計算式では作れないものを生み出すようになった!!って。
しかしですねー、それって、学習データが大量にあること、そして、桁以外に学習速度が速いことにすぎないんですよ。(いや、すぎないって言ってるけど、それがすごいんだけどねw)
ただ、膨大な学習データを学んでいくと、何が起きるのか?
そこ、考えたことあります?
生成AIの学習が、今の何万倍、何億倍ってなると、その情報の平均値に近づいていきます。
そうなんです。ここが、ポイントです。
あの孫正義さんが、「人類の1万倍賢いスーパー・インテリジェンスが誕生する!」と言っていますが・・・
私は声を大にして言いたい!
AIの学習量を桁違いに増やしたら、
ABI = アーティフィシャル・凡人・インテリジェンス
が出来上がるのです!!w
そして、AIは、当たり障りのない、誰とも意見の衝突もなく、正論で反論もできないような、そして、感情としては全くなっとくいかないモヤモヤした回答しかしないものになるでしょう!
って、もう1年近く、毎日、毎日、寝る時間もないぐらい使い倒して感じたところです。
ただ、こう書くと、生成AIが使えないって言ってるように聞こえますが、そうではないです。
凡人は凡人でも、世界中の情報をすべて学習し、瞬時にひっぱりだせる凡人です。だからこそ、その凡人の中にある眠れる才能(?)を引っ張り出せるのかが、ポイント。
もう一度、言います!
生成AIで、新しい視点を導きたければ、誘導しなければならない!
ここが、これからの人間が学ぶべきポイント。分かるかなぁ?w
そんなポイントは、だんだんわかってきました。なんせ、膨大な時間をやりとりしてるのでw