最初は本に興味が無かった……!?ゆとりフリーターが本を読むようになるまでトーク3選
こんにちは。ゆとバズ編集部(U)です。
皆さんは人生で一番最初に読んだ本の記憶、覚えていらっしゃるでしょうか?
中学生の頃自分で初めて買った小説、小学校の図書館で読んだ本、果ては幼稚園で読み聞かされた絵本など。
僕はたぶん「はらぺこあおむし」だったのを覚えています。
そこから大きくなり、本から離れていく人もいればもっとべったりになっちゃう人もいますよね。
趣味趣向も最初はポップで文字の大きかった児童書から、今では文字も細かくページ数のある小説を愛読していたり。
そんな誰にしもある読書歴、今回はゆとりさんが本と出会い本にハマるまでの「おすすめ本トーク回」を三つご紹介したいと思います。
なんでもゆとりさんはそれまで本を読まない人生を送ってきたと言っていて……?
ポッドキャスター・ゆとりフリーターが今までどのような本に出会い本にハマってきたのか、詳しくご紹介いたしますので最後までお付き合い頂ければ幸いです。
それでは、いってみましょー!
最初は本に興味が無かった……!?ゆとりフリーターが本を読むようになるまでトーク3選
1.哲学入門書を読んだ/前回のイキリとディスり爆笑でした(ふつおた)
「いやまずいですよ、人類」
夏休み企画でリスナーの方々から”推薦図書”を募集し、感想文を書くことにしたゆとりさん。
その中でゆっ友ネーム・リチャードさんから推薦された「正義の教室 善く生きるための哲学入門」という哲学入門書にどっぷりハマって……?
構造主義や資本主義、哲学を学ぶことで見えてきた「自分がいかに縛られて生きてきたか」について例えを用いて語っていきます。
哲学入門にハマって興奮しているゆとりさんが面白い!!
「働く人」「働かない人」の例えを用いて分かりやすく構造主義を教えてくれる!!
「正義の教室 善く生きるための哲学入門」が読んでみたくなる!!
元々から哲学書に興味のあったゆとりさんはゆっ友からの推薦で「正義の教室 善く生きるための哲学入門」を読んでみることに。
初めはライトノベルポップで物語を楽しんでいたゆとりさんでしたが、いつの間にか哲学入門していて!?
この回ではそんな「正義の教室」を読んだゆとりさんが哲学について語っていくのですが、例えが秀逸でめちゃくちゃ面白い!
例えば「働く人」「働かない人」と聴いてあなたはどんな人を思い浮かべますか?
働く人は真面目で……働かない人は……。
その思い浮かべたイメージ、もう既に「哲学」に縛られていますよ?
聴いているだけで哲学に入門できる面白回!
「正義の教室 善く生きるための哲学入門」も是非読んでみたくなる、そんな回でした!
この回で出てきた本
正義の教室 善く生きるための哲学入門ー著・飲茶
2.朝5時の雑談。Radiotalk始めてから読むようになった哲学の本の話を中心に。
夏休みの推薦図書企画から1年、「正義の教室」から哲学書にハマったゆとりさん。
「ソクラテスの弁明」を通り、アランの「幸福論」を通ったり。
その中でであった池田晶子さんの「人生は愉快だ」という本に共感するポイントがあって……?
哲学書との向き合い方や言葉の価値、それを通して見えてくる自分の活動について。
哲学エッセイで出会った考え方に、ゆとりさんは深く共感していきます。
哲学書の読み時を学べる!!
言葉について、どんな価値を持つのかゆとりさんの考え方を聴ける!!
おすすめの哲学書について知ることが出来る!!
売れているものはいいものなのか、売れていない物は悪い物なのか。
哲学エッセイストの池田晶子さんが提示した、言葉の価値についての一説。
Spotifyのフォロワーが900人を超えたゆとりさんはこの言葉を「自分は言葉をどう捉えていくべきか」を考えるきっかけにしました。
配信者の発信する言葉や、リスナーからのお便り一文字一文字に価値が付いてしまう今の世の中において、言葉はどんな価値を持つのか。
哲学書との向き合い方や、ポッドキャスト活動について、様々なことを想像させる深い回です!
この回で出てきた本
ソクラテスの弁明ー著・ソクラテス
幸福論ー著・アラン
人生は愉快だー著・池田晶子
3.佐藤愛子著「九十歳。何がめでたい」の人生相談回答者失格を読んで
「98歳、戦いやまず日は暮れず」を読んでから佐藤愛子さんの著書にハマったゆとりさん。
次に手に取った「90歳、何がめでたい」の中にある「人生相談回答失敗」という、産経新聞の人生相談コーナーに佐藤愛子さんがもの申す章について、ゆとりさんも対抗してもの申していきます。
ブチ切れる佐藤愛子さんに対抗して冷静に考えるゆとりさんの構図が面白い!!
「人生相談」に対してどんな視点を持って考えれば良いか分かる!!
嘘の付き合い方について、どう付き合えば良いかゆとりさんの考え方が知れる!!
この回のおすすめポイントはずばり、「人生相談に対する視点の多様さを知れる」ところです。
産経新聞の人生相談コーナーに投稿された一枚のお便り。
この質問に対し、コーナーの回答者は「隣町まで行って、別の人と会話して発散してみませんか?」と優しく行動に起こせやすそうな例を用いて答えました。
ですが佐藤愛子は「何の嘘をついているのですか? そんな嘘をついてまで誤魔化すなんて、あなたは気の短い人間なんじゃないですか?」とブチ切れ回答を返します。
ここでゆとりさんは「行動に起こしやすい回答」、「質問者本人のダメ出しをする回答」が揃っていることを確認し、新たな回答を返します。
人生相談において正解はなく、様々な視点で物事を捉えることにより悩みを少しだけ楽にすることが出来る、そんな事を教えてくれる回です!
あなたはこの質問に対し、一体どんな回答をしますか?
この回で出てきた本
90歳、何がめでたいー著・佐藤愛子
98歳、戦いやまず日は暮れずー著・佐藤愛子
まとめ
と言うことで今回は「最初は本に興味が無かった……!?ゆとりフリーターが本を読むようになるまでトーク3選」をお送りしました。
夏休みの推薦図書企画から始まったゆとりさんの読書遍歴。
「正義の教室」から入り哲学書へと抜け、最後はエッセイにたどり着く結末となりました。
特に池田晶子さんの著書が紹介されている回では「言葉の価値に対する哲学」や、「ゆとりさんらしい哲学書との向き合い方」が紹介されているのでこれから哲学書を読んでみたい方には必聴の回になっています!
これからゆとバズではどんな書籍が紹介されるのでしょうか?
とっても楽しみです!
ゆっ友の皆さんは聴いてみてどんな気持ちになっていましたか?「他にもあの回が好き・面白かった!」などありましたらぜひコメントで教えてください!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
「ゆとりは笑ってバズりたい」お便りの投稿はコチラ↓