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長寿の秘訣ー86歳の祖母から学ぶ養生ー

みなさまは健康的に生きたいと思いますか?
また長生きしたいと思いますか?


ご質問を変えてみましょう。

あなたは将来の目標がありますか?
なんでも構いません。

子どものさらに子ども。つまり孫の顔が見たい。
この場所に行ってみたい。
こんな暮らしをしてみたい。

そんな目標はありますか?


それでは、その将来を思い描いてみてください。

今、現在の状態ではなく
将来の自分がどういう状態でそれを迎えているか。

こういう風に捉えると
今なにをすべきなのか。どういう風に過ごすべきなのかがわかるかと思います。

みなさまこんにちは。
鍼灸師のTakuです。

こちらのnoteでは
東洋医学の思想をもとに
私の見解も交えて現代風の養生、健康法をお伝えいたします。

最後までご覧いただけると幸いです。





どう生きたいか

冒頭にも書き示しました。

あなたはどういう人生を歩みたいですか?

自分がどう生きたいか。

目標の設定が必要なのではないでしょうか。

それがなければ今なにをすべきかが見えてきません。


何でも良いと思うんです。

些細な目標でも、大きな目標でも。
具体的な数字を出しても、抽象的なものでも。


私は自分の足でいろんな場所を歩きたい。
病室ではなく、自宅で安らかに眠りたい。

このような形でも大丈夫なのです。
そこから今なにをすべきかが見えてきます。


あなたはどう生きたいですか?




健康であることが根底にある。


みなさまの将来どうしていきたいか。
ということについて
その時を想像してもらうようにしています。

老いというものは直線で進んでいくのではなく、
曲線になっています。

現代の医学において、老いは止められることはできません。

老いは待ち受けているものなのです。

これは急にやってくることもあります。


身体の怪我によって歩行ができなくなる。
→寝たきりになる。
身体の機能が落ちていき、老いのスピードが速くなる。

仕事をやめてしまい認知機能が落ちていく。
→言葉を発することが少なくなっていき記憶力の低下につながる。
→認知症がどんどん進んでいく。そして老いのスピードが速くなる。


など人によって老いが不変的なではなく、可変的であるのですね。
それは誰しもというわけではありませんが、多くの方はこれに該当するのですね。


その状態でみなさまが将来的にやりたいことをもう一度思い返してみてください。

なにをするのにも、あなた自身の身体があってこその目標だと思うのです。


精神は感情をコントロールするのに必要であるが、
身体はその精神の乗り物である。

やりたいと思ったことは、
どんなことでさえ、身体を必ず使うのです。

どこかに行きたいと言っても身体は使いますし、
なにかをしたいと言っても身体は使います。

それほど身体はなによりも大事なのです。

私の思う健康につきましては、
先日投稿させていただきましたブログにて




祖母から学ぶ養生

祖母は現在86歳。
島で1人暮らしをしています。

そんな年齢でも自分で歩き、仕事へ行き
日常生活を堪能しています。


私の思う健康そのものなのですね。
生活がまさに養生なのです。

島生活ということもあり、
都心部に住む方にとってはなかなか“現代版”とは言い難いですが。


5:00  起床
|
6:00  朝食
|
7:30  仕事
|
16:00 帰宅
|
18:00 夕飯
|
21:00 消灯

祖母の1日のスケジュール

1日の簡単なスケジュールはこのような形ですが、
その中で養生の肝となることをたくさん教えていただきました。


なによりも“自然の中での散歩”や“自産自消”
これが物語っています。

海岸線で朝日を浴びての散歩


その土地で採れるものを食べて
一汁三菜。白米は必ず。
一日三食。


食に関しても栄養素が高く、バランスが取れているな。と感じるものばかりでした。

食事に関しては都心部に住んでいてもできそうなことばかりでしたが、

他にもできそうなことはたくさんありました。


それは・・・。


人とよく話し、よく笑い、感謝すること。


私の祖母はよく笑い、よく話して
人にご先祖様、神様に感謝していました。



私がよく挙げる貝原益軒先生の養生訓の中にもありました。


誰とでもよく話しよく笑う。
お天道様に感謝する。

ということが記載されていました。


島生活というものは
町全体が知り合いみたいな感じなんですよね。

困ったら助け合う。

そのような感じなんです。
島外から来られた方にも優しく振る舞い、
一期一会を大切にしている。

そんな風に受け取れたのです。


誰とでもよく話す。

そしてよく笑い人への感謝を忘れない。


そして私の祖母はご先祖様への感謝が人一倍思っていました。

【この方たちが命を紡いでくれている】

そう思っていたからこそ週1回、ご先祖様
そして血は繋がってないですがその領土を統治していた方へのお墓を綺麗に掃除して祈っていたのです。

これが人への感謝とお天道様への感謝に繋がり、
今日まで健康で生きていられるのかと思うばかりです。




生きている今、なにができるか。


将来の自分のために、今あなたはなにができるでしょうか?

やはり大前提として
【健康】でいること。

それが将来の自分にとって必要なことでないでしょうか?


なにが正しくてなにが間違っているか。
これは今の情報社会でそれを自ら選んでいく世の中になってきています。

なによりもその選択をしていくのにも先人に聴いていく。ということは非常に大事なのかと私は思います。


私はその中で“養生”を選びました。

みなさまはなにを健康法として選びますか?

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