“健康”寿命について考察する
みなさまにとっての“健康”はなんですか?
病気にならないこと?
美味しく食事を食べれていること?
夜起きることなく起きれていること?
世界保健機構(以下:WHO)が述べている憲章も間違いではない。
“完全に”良好ということはどういうことなのか?
なにをもって完全と言えるのでしょうか?
私は過去に精神を壊しうつ病になったことも
身体を壊し雑巾のようにボロボロになったこともあります。
私が考える健康とは?
東洋医学の思想から考える健康をも交えてご紹介いたします。
みなさまこんにちは。
鍼灸師のTakuです。
この投稿ではみなさまが健康的に明るく生活できるように東洋医学の思想を私の見解から現代風にアレンジしてお伝えしていきます。
◇あなたは今、健康であるか?
あなたは今、健康でしょうか?
健康 ≒ 病気に罹っていない
という捉え方で間違いないかもしれませんが
一概にそれは間違いではありません。
細分化していくと
身体的・精神的に健康か否か。
を考えていくことができます。
身体的に健康でしょうか?
また、精神的には健康でしょうか?
西洋医学においては心身二元論が基盤となっていますが、
東洋医学においては【心身一如】
心と身体は一体という考え方
私もこれはまさにそうだと思います。
心(精神)と肉体(身体)は別物ではないんです。
キネシオロジーという学問が確立してきたからこそ
西洋医学においても感情が身体に影響を与えたりすることも考えられるのですね。
すなわち精神的にも健康でないと肉体的にも健康でないですし、
肉体的に健康でないと、精神的にも健康でないということが言えるのです。
まるでシーソーのように上手くバランスを取れていないということが言えるのです。
人それぞれ健康の概念は違うと思いますが
私の思う健康の"ひとつ"の定義は以上になります。
さて、冒頭の部分に戻りますが、
みなさまは健康的であると言えますか?
◇抽象的な"健康"を細分化
身体的な健康について考えてみる
身体的な健康ということはどういう状態のことをいうでしょうか?
それは病気だけでなく、、東洋医学的な"未病"もひとつ挙げられるのです。
未病とはどういうものなのでしょうか?
健康体→未病→病気
という流れで病気に向かっていきます。
いわば病気の前段階の状態というわけなんですね。
そんな状態にいればいるほど病気・未病への道は進んでいきます。
すなわち健康から外れていくというわけですね。
食生活が荒れていたり、十分な睡眠が取れていなかったり
ストレス(感情的)を感じていたり、なんらかのトラブルを感じていればそれは未病への道を歩んでおり、
健康への道からも外れていくんですよね。
すなわち私が考える身体的な健康とは
自らが病気への道へ進んでいない状態。
または、病気になる前に自分で治せる状態。
ということ。
【病は気から】と言う言葉があるように、
東洋医学では気の調整が上手くいってなければ、
病気になるんです。
だから病に気と書いて“病気”なんですね。
気の調整を自分自身でできるようになっていれば健康なのです。
だからこそ、季節の変わり目に体調を崩されたりするのも
健康の道から外れているんですね。
さて、これを見ているみなさまは身体の健康はいかがでしょうか?
自分自身の今の状態が健康であると言い切れますか?
精神的な健康について考えてみる
続いては精神的な健康とはなにか?
みなさまは精神的な健康と言われても全く意味がわからないのではないかと思います。
精神的な健康と言われても想像がつきづらいからなのではないでしょうか。
結論から言うと
今、幸せに感じているかどうか
だと私は思います。
この社会では経済も不安定で
将来を見据えるのも不安。
夢や希望が持てないという方もいらっしゃるかもしれません。
ただ、夢がなかったとしても、経済的に貧しかったとしてもそれは幸福感とはまた違います。
幸福感があることが私の中では健康的。なのではないかと思います。
ストレス社会の中で
上手く発散ができていない方が多くいます。
私が現在診させていただいているお客様で多くいらっしゃるのです。
【やりたいことがない】
【挑戦してみたいことがない】
【ストレス溜まってない】
そんな方が多い気がするのです。
なにを楽しみに生活しているのかな。
と内心思ってしまいます。
ただ、ゼロということなどないと思うのです。
昔抱いた夢や希望をもう一度叶えるということでもいいと思うのです。
やりたいと思うことがないことはないです。
そしてストレスが溜まっていないことなどないです。
私は精神的な健康を阻害された経験があります。
自分の聞かされていないところで過度に働いたり
我慢に我慢を重ねて相談しても解決しない。
辞めるではなにも生まれないこともありました。
全く持って不健康でした。
寝れない
食べれない
身体が冷え切っている
自律神経失調症と言われてもおかしくないレベルでした。
そこまではいかずとも
精神的な健康を追い求めている方は少ない気がします。
目に見えないことはなかなか難しいです。
基準が自分次第なので。
だからこそ大事なんですよね。
幸福度を数字化して今の精神的な健康を可視化してみてもいいかもしれません。
難しい問題を簡単に考える
“健康”ってなかなか広くて具体性を求めるのが難しいですよね。
抽象↔︎具体
と相反するからですよね。
難しい問題を簡単に。
と言われてもわからないのです。
例えば神様とはどんなものでしょう?
かなり抽象的な問題になりますが、
これに具体性を求めても求まらないのではないでしょうか?
健康という見えない。
そして答えがないようなものを求めるのは難しいものです。
だからこそですが、
先人の知恵を借りるほかないと私は思います。
【貝原益軒先生の養生訓】
江戸時代、今よりも寿命が短かった時代(40歳-50歳)に84歳まで生きた儒医です。
その貝原益軒先生が後世に残した長寿の秘訣
“養生訓”が今の私たちに必要なことが記載されています。
この養生訓に全てが詰まっています。
日常生活の送り方
気の持ち様
食事のあり方
など必要なことが書かれているのですね。
私が話していくよりもわかりやすく書かれているのでぜひご参考に。
難しい健康についての問題が
これをしてください。これを控えるように。
と抽象的なものの中に具体性を持って書かれています。
悩んでいた問題が少しずつ紐解かれ、悩みが解消するかもしれません。
健康について考えてみる。
私の見解と最後には東洋医学の思想(養生訓)のご紹介をさせていただきました。
ぜひあなただけの健康法やストレス発散法を見つけてみてください。
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