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「田舎で開業したい!」という声に対してメッセージ#3〜自分の看板を掲げる〜

前回はお店を持つマインドについてお話をしていきました。

従業員として勤めているときと、開業して事業主としてお仕事を進めていく上で「視点」の違いについて話をしました。今回は自分の看板を掲げることについてです。

今の職場の看板

今、従業員としてお店で働いていますか?そのお店の看板って意識したことあります?

私は開業前には中規模の整形外科クリニックに勤めていました。従業員も50名近く、二代続く地域に根付いていた信頼のおけるクリニックでした。

長年続くクリニックの看板がそこにはあって、そこに受診すると「痛みの解決」といった現代医学的な診察から処置治療まで一貫して医療サービスが受けることができます。

そこの地域に住まう人々なら、痛みが出たらすぐにクリニックとつながる訳ですね。

医者の権威

お医者さま、ドクターという肩書きのあるかないか、社会的権威があり信頼性も価値もその時点で高くなります。安心がそこにはあり、誰がどんなときに行っても診察して貰えて医療サービスが受けられます。

他の業態でいえば、
そのお店の店主や経営者、お店のブランドが存在します。店主がどんな経歴があり実績をつまれてきて人々に貢献してきたのか。お店自体が知れていてブランド力もあり、そのブランド自体に信頼がありファンも多くいますよね。

そのお店で働いていて看板を見返すと大きな大きな看板があなたのお仕事を成り立たせているんです。

あなたの目の前のお客さま(患者さん、クライアント)は、その看板に寄ってきている、そのお店のサービスを利用しあなた個人だけの魅力ではないことを重々理解しておくと良いでしょう!

私が以前働いていたクリニックの同僚で、退職して開業されたと聞いていますが、成功している人はほんの一握り。

お店を持つことは出来ても継続することは難しいんですね。従業員として誰かの元で働くのと誰もいない場所で自らの力で一からお店を持っていくのとは全く世界が違う話。

そうすると、自分の力で仕事を創り出してていくことが大切になっていきます。誰かが用意してくれた仕事をするのでなく、自分の力で、です。

だからこそ、自由度も高いしオリジナリティに溢れたサービスを創造することができるんですね。そこが独立開業の楽しみであり魅力。

自分の看板はどんなものですか?そこに人は魅力を感じて足を運んで下さいますか?

一旦振り返って、自分の魅力を深掘りしてみましょう!きっと素晴らしい魅力がたくさんあるはずです!

つきもり




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