パラレルな働き方を構築する凡人理学療法士の「モチベーションの保ち方」とは?
理学療法士のきたづめです。
正社員としてリハビリテーション業務に励みながら、個人事業を立ち上げ、整体・自費リハビリ事業の二刀流で、活動の幅を広げつつある理学療法士です。
現在の私の働き方は、休みの日を始め正社員として働く時間以外もお仕事として取り組んでいるため、プライベートな時間を削って働いています。
大変じゃないか?と言われたら、確かに大変ですが、
私は「ライフスタイル」や「ワークスタイル」を楽しく行うことが出来ています。
もちろん今の働き方をこれからずっとするつもりはありません。
将来やりたいことを実現するために、
今必要な手段がこの形であると考え、続けています!
今回は、このように休みの日を削ってでも
個人事業や今やるべきことを続けるために、私が実践している「モチベーション」の在り方についてをお話していきます。
このようなことで悩んでいる理学療法士・作業療法士・その他治療家やトレーナーの方にぜひ読んでもらいたいです。
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①「モチベーション」って何?
まず「モチベーション」の定義って何でしょうか。
分かりやすくいうと、
「やる気」「意欲」「動機づけ」といった意味があります。
何かしら目標や目的に向かって行動していくのに、その過程の中でどのような感情を持っているのかを表現しています。
簡潔に言えば、「原動力」のことを指します。
「モチベーション」って高いか低いって表現することが多いですが、モチベーションは高い方が当然良いですよね。
ですが、「モチベーション」をうまく操れる人ってほとんど居ないように思います。人間は「喜怒哀楽」つまり「感情」を持っている生き物ですから、日によって感情の起伏があったり、体調の良し悪しでもモチベーション度合いは変わるでしょう。
それだけ「モチベーション」を良い形で維持するのは難しいです!
②一般的に「モチベーション」を維持させる方法
表題のことを話す前に、「モチベーション」のちょっとした知識をお伝えします。
心理学的に、モチベーションは以下の2つに分類されます。
内発的動機付けは、自分自身の気持ちによるものが多く、「感情」と密接な関係があると言えます。
外発的動機付けは、自分以外の人が引き起こす行動によって与えられる原動力のことを指します。
この2つの事柄から考えると、モチベーションを「長期」的に維持するには、ズバリ「内発的動機付け」の方になります!
「この仕事をやるのが楽しい!」
「知識や技術を身に付けられるから、やりがいがある!」
といったポジティブな欲求や成長意欲などが挙げられます。
逆に外発的動機付けは、短期間の中で成果が出やすくなるメリットがある反面、その効果は一時的であるというデメリットもあります。
つまり、「成果によって報酬がもらえる」「相手から褒め言葉を頂いた」「やらないと上司から怒られる」などというようなものが挙げられます。
動機付けは、この2つに分けられますが、
実際にお仕事や何かの活動に取り組んでいくには、2つともバランス良く保ちながら行うことが、継続へと結びつけるコツとなります。
ただし最終ゴールを「外発的動機付け」へ着地してしまうと、成果が出た途端に「モチベーション」が下がってしまう可能性が強くなります。また「外発的動機付け」ばかりに着目しすぎると、成果だけを追い求めすぎるあまりに、やりがいを失ってしまうかもしれません。継続しにくそうです。
スタートが「外発的動機付け」だったとしても、いかに「内発的動機付け」へと繋げるかが「モチベーション」を維持するポイントとなります。
ちょっと堅苦しい話でしたね。
次に私が実践している方法をお伝えします!
③きたづめ式の「モチベーション」を維持させる方法
モチベーションの保ち方って、人それぞれたくさん持って損はないでしょう!
私きたづめは、特に下記の2つを意図的に意識を持つようにしています。
・完璧を追い求めちゃいけない!
以前の私は、何か選択を迫られた時に、ベストな選択は何かを考え、それを完璧にこなしたいと行動することが多かったです。
別に、周囲の評価を得たい!そういったわけではありません。
正解までの道のりを完璧に近い形で事をこなしたい、それに満足感を得ていたようです。
例えば、テストで100点を取るという結果に向けて、結果だけではなく、その過程も満足できる形でやっていきたい的な。
まぁ、これは自分の性格的な部分もありますよね。
今までの私は、何か目標があって取り組む際に、大体このように結果もその過程も完璧に追い求めすぎてしまっていたため、少しばかりのミスで上手くいかない方に転んでしまい、モチベーションの維持が難しいことが多かったです。
要するに、考えすぎてしまい結果的に自分で自分を苦しませていると。
私が起業をして思いました。
以前もお話しました「目標設定」については、将来のイメージを湧き上がりやすくするため、より細部化・明確化して取り組んだ方がいいですが、
そのための過程や手段は、
「ダメ」と思ったら、すぐに軌道修正や次の事柄に進むようにするということが大事なんだと学んだのです。
目標や夢はブレちゃいけないが、とるべき手段は変えていい。
このスタンスこそ、自分を精神的に疲れさせないためにも、現在進行形で遂行している「マインド術」です!
・「誰かのために」役立つことやる!
次に、私自身が何に対して「幸福感」を抱いているのだろう、と考えたときに、一番に思い浮かんだのが、「誰かのために」という利他的な行動を多くすることで自分自身の「幸福感」を高めているのではないかと考えました。
私が理学療法士1年目の時に回復期病院に勤務していましたが、もちろん働き始めたばかりで右も左も分からず、色々と苦労したのを覚えています。
ですが、徐々にリハビリテーションの現場で担当患者さんを持っていく中で、初めて担当した患者様が退院する時に「本当にありがとう」と感謝の一言を言われた時に、自分の気持ちの中で途轍もない「幸福感」を感じたのです。
「理学療法士になって、良かった。」
私はこれを機に今でも、患者様の「幸せ」や「喜び」を些細なことでも一緒に喜ぶということを意識するようにしました!
そうすると、理学療法士としてのやりがいを強く感じ、仕事に対するモチベーションを保てるようになったのです。
このように「誰かのために」と利他的に捉えるメリットとしては、持続性があるということです!
現に、私は理学療法士1年目から今までその思いは変わりありません。
ただし治療家業界では、徒手療法の治療テクニックや技術を高めることにこだわっている、という治療家・療法士が多いでしょう。
そこに重きを置くことで、治療家としての「自分のために」という利己的な行動を多く図ろうとするのが予測されます。
このように「自分のために」と利己的に捉えると、短期間で集中的にモチベーションを高めることが出来るというメリットはありますが、持続性に乏しいというデメリットとあります。
いわゆる「燃え尽き症候群」が発動しやすくなるのです。
私はそういった背景を考えると同時に、どこに「幸福感」を感じるのかを主観的に捉えた結果、「誰かのために」役立つことが最善だと考えて常に行動をするようにしています!
④ 終わりに
今回は、パラレルな働き方を実践している私が考える「モチベーションの保ち方」をお伝えしました!
本文でも書きましたが、私たち人間は「感情」を持つ生き物だからこそ、「モチベーション」をコントロールできる人ってほとんどいないです。
ですが、モチベーションを保つ術を1つでも多く持っている人は、何か不都合なことがあったとしても、考え方を上手にシフトし、柔軟な対応力を兼ね備えている人が多いように感じます。
その術というのも人それぞれの「性格」「能力」「考え方」によって違ってきます。当然正解はありませんので、自分自身にフィットする「モチベーション」の保ち方を見つけていきましょう!
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